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言葉や感情に色が見える「共感覚」の私の世界


私は昔から、
・言葉
・感情
・人
に色がついて見える。

これを世間では「共感覚」というらしい。


「ありがとう」はピンク
「幸せ」は黄色
「本」は緑
「旅」は青

私の仲いい同居人はオレンジ
会社の同僚は最近青から赤になった

怒っている人の後ろには赤、たまに黒
笑っている人の後ろはいろんなパターンがある
消え入りそうなうっすらした黄色
大きな優しいピンク
鮮やかな黄色


私の周りは、色であふれている。
とても美しい世界だ。


昔、一度色が見えなくなったことがある。
世界が無機質な、モノクロに感じた。

当時はすべてを周りの環境のせいにして
「この人のせいで」
「こんなところに生まれてたら」
と考えていた。

私の心がグレーだったんだ。
精神科で働く友人からは「鬱」だと言われていた。

この間までカラフルだった世界が、
急にモノクロになる。

全然楽しくなかった。

だから心の中をカラフルにした。
頭の中を
「ありがとう」
「愛してる」
「幸せだ」
そんな言葉で埋めた。

私は黄色、白、ピンクが好きだ。
そんな色で頭の中、心の中をいっぱいにした。

するとどんどん周りがカラフルになっていき、
好きな世界になった。


結局、好きな自分でいないと、
好きな世界も「好きだ」って受け止められない。

そんなことを確信した。


だかた私はいま、
自分の頭の中、心の中を好きな色で満たすことを大切にしている。

そして外に発する言葉も好きな色のものを選ぶようにしている。

自分の口から出た言葉はしばらく、私の周りにぽんっと浮かび上がる。
だから好きな色の言葉を使うことで
私の周りの世界はどんどん彩られていくんだ。


私は今日も私が好きで
私の目から見える景色が好きで
みんなのことが大好きで

この世界が好きだ。

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