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育児と介護

少しずつ成長していく子どものお世話をするのが育児
少しずつ衰えていく大人のお世話をするのが介護

お世話に共通点が多いのに、
楽しさは
介護<育児
苦しさ大変さは
育児<介護

というイメージが拭えないのはなぜだろう…

育児にも介護にも大変さはあって、楽しさは介護ではなかなか見出せないのはなぜだろう…

小さいものは、本能的に可愛いと思うからなのか
昔は頼もしかった親が、衰えていく現実を本能的に受け入れたくないからなのか

育児は、社会的サポートが、月齢であったり、年齢であったりと明確だから利用しやすいからなのか
介護は、社会的サポートをいつ利用したらいいのか明確でないからなのか

はたまたそういったサービスを利用するのが、
育児は当たり前で、成長の一部で
介護はなんだか、老化した証拠になるからなのか

見通しが見えるのが育児で、見通しが立たないのが介護だからなのかいきい

私は3歳から9歳の子どものお世話をしながら、73歳の義父の介護をし始めた訳で、それだけ聞くと
お嫁さん大変だね
お嫁さん苦労してるね
と思われるかも知れない。

確かに大変。
腹が立つ事もたくさんある。
早くあの世にいかないか、と思う時もあるけれど

でも家族の絆がぐっと深まったことは間違い無いし、子どもたちが祖父と触れ合えることはかけがえのない事。

介護を楽しむなんて余裕はないけど、今のこの時間は大切に過ごしていきたい。

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