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HSPの私が舌と目で楽しんだヨーロッパ鉄道の旅①[陸路選択の理由]


2021GW、一緒にヨーロッパ鉄道旅に出ませんか〜

私が住む地域でも、飲食店への2回目の時短営業要請がありました。
私がそれを知ったのは、コーヒー業者さんとお話していた職場のイタリアンレストランでの朝でした。

4月28日の午前9:00すぎ。

今年もコロナ下GWになるのか〜。(もやもや)
せっかくだったら去年と違うことをやってみたいな〜。(ドキドキ)

それなら、時短営業最終日の5月11日を目処に
【「HSPの私が楽しんだヨーロッパ鉄道の旅」毎日note更新】 
GW特別企画にしよう!(立案)

4月28日の夜にInstagramで告知してみました。(行動)
(Instagram @ayaho_baglesandで検索したら、私が出てきます)

私のnoteの2本柱

以下2点を軸に今までマイペースに掲載してきました。
①普段の私のパラレルワークの記録
②オンラインベーグルレッスン受講生・興味のある方向けの秘密基地
 裏話・補足(レシピアレンジなど)を公開

______________________

私のパラレルワークの内容は、食にまつわる海外経験がバックグラウンドになっているので、今回の「HSP鉄道旅シリーズ(←略記してみた)」も伏線として繋がる部分があります。うふふ。


生活基盤を持ちながら、チャレンジすると安心材料になる

・2018年
教育系サラリーマンをしながら、年末年始休暇と有給を活用して約10日間のヨーロッパ遊学(イタリア・フランス・スイス)にチャレンジしました。
学んだ内容は「家庭料理」です。
ツアーではなく、現地の皆さんがどのような生活をしているのか知りたくて、アパートを借りて、帰宅後は主にスーパーマーケットで買い物した食材で自炊をして過ごすことが多くありました。

・2019年
教育系サラリーマンを退職し、退職金と再就職手当をいただき1ヶ月間のイタリア遊学(フィレンツェ・ローマ・バチカン・サルデーニャ島)へ。
この年の前年に短期で渡航し、興味も一層湧いたので、もっと深堀したくて1ヶ月間に伸ばしてみました。
一度行ったことがあるから、緊張感や不安はあっても、見慣れた景色や公共交通機関の使い方を体で覚えているって、一つの安心材料になりました。

両方の渡航が叶ったのは、自分でコツコツ貯えていたから。

過去の私の積み重ねが、「新しいことをやってみたい私」の背中を押しました。


渡航前に周囲へ相談したか

渡航前には、不安もありました。
でも、周りに同じイタリアへ渡航した知人がいたので、その知人が一種のロールモデルでした。
知人にできることは、私にもできる!と直感がありました。←自己肯定感高め。

両親には、1週間前に「ちょっとイタリア行ってくるわ」とLINEしました。
父:既読スルー(了解の意味)
母:「そうなん!気をつけて行ってらっしゃい。」と返信あり。


地上の移動手段は安心できる私

飛行機って、1時間前に空港に到着していないといけません。(国内線)
2時間前到着の場合もありますよね。(国際線)
ヨーロッパ国内を移動するなら、陸路よりもLCC(格安ジェット)の方が少し安いのです。

でもね、空港まではなんだか遠いし、先述のように
私は精神的に、陸路の方が「駅まで近い」「地上を移動すると妙に安心」と思うフシがあります。笑

チケット売り場が暗い(光量が少ない)

今日のタイトルに「楽しんだ」というワードがありますが、それは帰国して振り返ってみて、自分の経験を消化した後にそのように思えた部分が大半です。
「駅まで近い」とさっき書きましたが、陸路(電車)を利用するには駅に向かわないといけません。

徒歩では無理な距離なので、バスで移動。
バスもチケットは、事前購入しておかないと難儀なことになるんです。

私が2018・2019年ともにメイン滞在地としていたのがフィレンツェ(イタリア中央部)。

その昔、メディチ家が統括していた「花の都」と言われる有名な街ですよね。

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上の写真は、フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅構内のTABACCHI(タバッキ)。


あの。
花の都?で間違いございませんでしょうか??
(私の内心)

イタリアの鉄道は発達しており、この駅が「ハブ駅」。

だから、ここからどんな場所にも行けます。
(ミラノ、ローマ、ナポリ、ピサなど)
行ってみたいところがありすぎて、時間も体もいくつあっても足りない!と思いました。


やっぱり、このハブ駅、花の都っぽくない!なんだか暗いし怖いし、もう。
この雰囲気自体が不安!(フィレンツェは好きだけど・・)
と毎回思っていた私です。
↑海外一人旅は何度かやったけれど、こういう薄暗い店に精神を打ちのめされること多々なんです。
 照明もLEDとかではなく、白熱球。だから、暗いし電気代もかかるよね..と。笑

TABACCHIって、写真からおわかりのように、タバコ・雑誌などが買えます。
でも、私が住んでいたフラット(アパート)から駅までの主要交通手段であるバスのチケットは、このTABACCHIで事前購入するようにしていました。

回数券で買うと1枚1ユーロちょっと。

バス車内でも購入できますが、2.5ユーロくらいして、割高。
バス車内でチケットを買おうとすると、スムーズにやりとりがいかないし、その間にスリにあってもテンションが下がるので、事前購入は間違いありませんでした。


でも、イタリアの大らかさにはいつも救われた

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あ、これはピサ方面に向かう快速列車に乗ったときの車窓です。

今日からのHSP鉄道旅のnoteで使う写真は、基本的に加工処理していません。
(なんか、上の写真、霞んでないですか??笑)

イタリアの親しみやすくて無骨で飾らず、あっけらかんとしていて陽気なあの空気を残したいから。

車窓からの景色が霞んでいるのは、初期の私は「霞がかっているのって天候のせい?」
と思っていました。

そんなわけ、ないですよね。

内陸部で湿気が多いと言われるフィレンツェですが、日本ほど湿度が高くありません。
黄砂、飛んでいませんし..。


そうです。
車窓が汚れているんです。

ほこり、スス、雨水で。
ふと、ピカピカに磨き上げられた、日本の新幹線や鈍行を思い出しました。

どちらが良い悪いではなく、違うだけなんです。

日本は生真面目できちっとしているけれど、それが時にしんどくなる時があります。
イタリアは、少し車窓が汚れていても、機材トラブルで電車の発車が2時間遅れても、「また今日もだな」とおおらかな空気です。

そういう意味でも、渡伊した甲斐がありました。
社会人、10年以上頑張ったからな〜。
日本で染み付いた色々な習慣を大切にしつつも、洗い流せるものはここで洗い流してしまおうと感じる日々でした。


まとめ


今日は、LCCが安いとわかりつつも、あえてヨーロッパ(特にイタリア)で鉄道旅を選んだ私の心中について書きました。
行動力があると言われがちな私ですが、文化が異なる海外旅の中で、漠然と「安心」を求めて行動を決めていた私がいます。

鉄道駅は暗いこともあるけれど、煌びやかな日本と比べて、統一された地味色の世界遺産の建築物が並ぶ環境も悪くありませんでした。

HSPの私は、1つの物事から色々想像してしまう癖がありますが、車窓はイタリア人の生き方について教えてもらった気がしました。

明日はいよいよ、Italo(イタロ)でお出かけしてみましょう!
車体がアゲハ蝶の幼虫にそっくりで可愛いんですよ。

無事、毎日note更新の1日目が終了しました。
ここまで読んでくださりありがとうございます!

Grazie!
Ciao!⇦このHSP鉄道旅シリーズは、さよならの挨拶が滞在国の言語になります。

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