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【小麦粉の端数活用】キッチンの余り粉をかき集めてイタリアの本格チャバタを作ってみよう!

ξ 1kgの小麦粉、最後に少し余る

私は240 gの小麦粉を使うベーグルを作っています。

1kgの小麦粉を買って、4回ベーグルを作ると960 g使用。40g残ります。


ξ そば粉も余る

そば粉だけではグルテンがないので、小麦粉に混ぜて香ばしいそば粉入りパンを焼く。

時々、フランス ブルターニュ地方でよく食べられるそば粉のガレットを作ったり。

そば粉、やはり余りが出ます。

でも、栄養価はしっかり活用したい!のはやまやま。


ξ チャバタのことを思い出した

とある関東のお客様から、チャバタ専門店なるものを耳にする機会が。
(オンラインレッスンは、遠くにお住まいの方から情報や刺激をいただけるのも楽しい点!)


いや〜関東はすごい。
東京に近い場所は、何でもある!←田舎もの。笑

私は、広島でフォカッチャ専門店には出会ったことがあるけれど、チャバタ専門店はまだない。

仕込み水を入れすぎた失敗作だったけど、今じゃ世界の色々な場所で愛されているパン。

失敗作生まれで今は人気者なところは、ベーグルと共通。


ξ じゃあ、チャバタを作ってみよう

強力粉 120g

セモリナ粉(細引き)100g ★強力粉でもよい

そば粉 20 g

インスタントドライイースト  2g

ぬるま湯 200g(35℃〜40℃)


ξ どんなふうに作るの?

①ボウルへ全ての材料を入れ、ヘラで3分まぜる。
(生地がまとまり、粘りが出てくる)

②ボウルに濡れぶきんを被せ、室温で30分ほど1次発酵。
 天板にベーキングシートを敷き、強力粉を振り広げておく。(多め)

③ボウルの中で、生地の表面を突っ張らせるように、強力粉をつけた両手で生地を20cmほど持ち上げ、下ろす。
 (小型犬を上から両手で持ち上げて、そっと床に着地させるイメージ)
 ボウルを90°回転させ、もう一度上記の持ち上げて下ろす動作を繰り返す。

④両手室温で15分ほど2次発酵。オーブンを200℃に余熱開始。

⑤水で濡らしたヘラやスケッパーなどを使い、生地を約4分の1ずつベーキングシートの上に乗せる。
 生地がすぐにたるんでくるので、4辺に水で濡らした果物ナイフまたはスケッパーなどを天板と水平に差し込み、すぐ抜く。
(生地が巻き込まれ、表面にハリが出る。)

④200℃のオーブンで10分焼く。
 180°天板を反転させ、7分焼く。(反転時に焦げ色が強ければアルミ箔を被せる。)

 外はカリッと。中は気泡があって軽やかなチャバタ。完成。

 サンドイッチにしてもいいけれど、私はちぎって食べることに。

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ξ 冒頭の写真で生地が黄色い理由

セモリナ粉が入っていることが要因です。
(硬質小麦の1つでパスタ生地の原料です。富澤商店にあります。)

セモリナ粉を使わずに強力粉だけで作ると、白っぽい見た目。

強力粉+そば粉だと、グレーっぽく、黒いそばのツブツブがなんとも素朴な見た目で香ばしい風味を演出します。


(冒頭の写真に添えている、茶色のペーストはブナシメジ、玉ねぎ、ニンニク、塩胡椒のみで作れる「ブナシメジのデュクセル」です。)


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