ミョウガを食べると物忘れ?綺麗道まさかの恥部を披露する会
茗荷 ←コレ読めますか?
・・・
正解はミョウガ。
あなたはミョウガはお好きですか?
脇役になりがちな『ミョウガ』
ですが
ただの香りだけじゃない”魅力”が隠されていたのです。
今日はちょっと趣向を変えまして、
初の試み。
発表します。
オホン
ワタクシ、綺麗道 古川。
初の音声とりました。
しかも!
初めてなのに!
落語を披露しちゃいました~🤣🤣🤣
おふざけ絶好調!!
ばっかでーい ←自分でも笑える
でも、聞かなくていいから。
マジで聞かなくていいから。
(やっぱり恥ずかしい乙女心💖)
内容は下に文章化してあるので、
どうしても気になる人だけ音声を聞いてくださいね。
もし聞くと決めたら覚悟しろよ。
・・・引くなよ。
・・・
それでは「一席」
お付き合いくださいませ。
テケテンテンテンテン
どこかから出囃子の音が聞こえてきましたよ・・・。
茗荷宿のおはなし
それは昔むかし。
あるところに今にもつぶれそうなお宿がありました。
その宿の名は、茗荷屋。
「はぁ~・・・。このままではもう、
このお宿を続けることができない。
どうしたら・・・」
そんなとき、ある一人の男性が宿を訪れました。
待ちに待ったお客様です。
「ささ、どうぞどうぞ」
部屋に通し、どかっと男性が腰を下ろす。
ジャラリ
降ろした荷物から音がする。
畳に置かれた荷物の中に目をやると
そこにはキラリ光るものが。
なんと大量の小判が中に。
「ぎょえ~」
旦那は目を丸くします。
しかし、
バレるわけににもいかず、
慌ててごまかし部屋を後にする主人。
(もしあれが手に入ったら宿もつぶさずに済むのになぁ・・・。)
そのことを女房に話すと
「お前さん。
今日はたーーーんとミョウガの料理をお出しするよ」
「へ?なんでだい?」
「知らないのかい?
ミョウガを食べると物忘れをするっていうじゃないか。
だから、あの男にたっぷりとミョウガを食べさせるんだよ」
「うん、食べさせて・・・?」
「すると・・・お金の入った荷物を忘れていく。そしたらそのお金がまんまと私たちのもんになるんじゃないか!」
「それは名案だな!さすが我が家内。知恵が働く!」
そしてその日は
『女房特製ミョウガ尽くし料理』が振舞われたのでした。
さて、その後、女房の思惑はどうなったと思います?
「・・・ちょっとお前さん、あの客
荷物忘れていかなかったかい?」
「いや、部屋にはなんにもなかったなぁ。」
「え?あんなにミョウガを食べさせたのに効果がなかったっていうのかい」
「おぉ!忘れていった」
「やっぱりあったのかい?」
「宿代を忘れていった」
お後がよろしいようで。
テケテンテンテンテン・・・
こちらは落語「茗荷宿」のお話。
私、大学時代、落研に入っていまして、
(突然の告白!)
そう、あれは就職活動の面接のとき。
「ちょっと落語見せてよ」と
面接官に話題を振られるんですよね。
で、仕方なく短めの話ということで
この話を披露したことを覚えています。
今ではいい思い出です。
(いや、黒歴史か?)
そこからの今日。
まさか落語音声をとることになるなんて
私も予想してなかった。
さっき思いついただけなんですけど
なんか勢いで・・・。
頭がついて行かない人は
ここでスキ押してから離れてくださいな 笑
これ以降はミョウガにまつわる話を
いくつかしていきます。
ミョウガ物忘れ説
この話にもあるように
昔から「ミョウガを食べると物忘れをする」
なんて迷信もあるのですが、聞いたことありますか?
あくまで、迷信。
ミョウガの由来ですが、
お釈迦様のお弟子さんで、
大変頭の悪い人がいました。
自分の名前を覚えられないほど、
すごく物忘れのひどい人だったそうです。
(実はすごい人なんですけど、それはまた別の話)
その方のお墓から生えてきた植物が
ミョウガ。
そして
ミョウガ=物忘れ
この図式が生まれたという話があります。
(ふーーーん・・・)
そんな反応ですよね~💦
ですが
ここで終わらないのが綺麗道。
どうしても
調べたい
伝えたい
性分なもので
食材が話題とあらば、
薬膳的視点でもぶった切る!
いや、切らせてください。
では参る。
ミョウガの魅力:薬膳的見地から
①体を温める
②気を巡らす
③肺・大腸・膀胱によい
一つずつ見ていきましょう。
①体を温める
性質が「温性」。
温めることで発汗を促してくれます。
夏から秋にかけて
ミョウガが多く出回る時期。
夏の食材は冷やすものが多いので、
冷えすぎをカバーしてくれるのが
このミョウガ。
発汗作用もあるので、
◎風邪のひき始めに
・悪寒がするとき
・透明な鼻水
・頭痛
・肩こり
にもよいといわれています。
寒くなる季節にいいかも。
(あれ、もしかして旬終った?)
(ドンマイ)
②気を巡らす
シソ、香菜、しょうが、ネギ
そしてミョウガ。
香りのある食材たちの得意分野は
その香りで
気を巡らせてくれること。
気が滞ることは、
カラダの不調につながるだけでなく
ストレスなどココロの不調にもつながります。
毎日ストレスまみれの私たちですから、
「香り」を感じながら食事をすることが
どれだけの癒しをくれることか。
脇役のようでいて侮れません。
ちょっと切って乗せるだけで
あっという間に
”アロマごはん”に変身。
③肺・大腸・膀胱によい
これは「帰経」といって
五行学説の理論から見て
この食材はどの臓腑に作用しやすいか
という指針のこと。
これを食べたらすぐ臓腑に効果があるわけではない
のですが
一つの目安として使いやすいものだと思います。
ミョウガの帰経は
肺・大腸・膀胱。
肺→呼吸器系の不調
大腸→便秘が気になる
膀胱→排泄に関しての不調
っていう感じで、
食べるときにイメージするだけでも
効果が上がりそうですよね。
プラシーボ効果ってすごいですし。
・・・
はじめはミョウガのことを書きたかっただけのに
なんか変なことになってしまいましたね。
ドンマイ。
ということで
今回は不思議な内容となってしまいました。
まさかの落語を披露するとは思いませんでした。
血迷ったな綺麗道よ。
こんなご時世だからさ、
真面目だけじゃ息がつまるじゃないですか。
ま、こうやってこれからも
色々と楽しんでいけたらな~と思います。
こんな人がいてもいいよね✨
って思ってくれたら
スキ&コメントいただけると本気で嬉しいです。
ここまで読んでいただき感謝の極み。
火曜金曜お昼更新だけはまだやめない
綺麗道 古川綾子でした。
サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。