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美肌・糖尿病予防・病後に!気を補うかぼちゃ

1.かぼちゃの性質

五味:甘

五性:温

帰経:脾・胃

帰経からみる五行:土

保存法:丸ごとの場合はそのまま冷暗所で。
カットしたものは、
傷みやすいわたと種を取った状態で
ラップでピッタリ包んで冷蔵庫の野菜室へ。

かぼちゃには、
脾と胃の消化吸収をサポートし、
気を補う作用
があります。

元気が出ない、疲れが取れないなど
気が不足しているときに適しています。

気を補うので、
病後の体力が落ちているときや、
子供や高齢者にもおすすめです。

甘いので子供も好んで食べてくれますしね。


他、炎症を抑えて痛みを止める作用があります。

かぼちゃ湿布といって、
やけどをしたときなど、
かぼちゃを蒸してすりつぶしたものを
患部に張り付けることもあるそうです。

2.糖尿病予防にかぼちゃ

抗酸化作用のあるβカロテンなど
様々なビタミンが豊富。

美肌作りや生活習慣病の予防
に欠かせない食材です。

インシュリンの分泌を高める作用
があるコバルトという成分が含まれており、
糖尿病にも良いとも言われています。

漢方的には、
身体の潤いが不足すると糖尿病になる
とも言われいます。

かぼちゃと
身体の潤いを補ってくれる作用がある
豆乳
を組み合わせることで
糖尿病予防にも効果的です。

一般的なかぼちゃは、
7~8月に収穫され、
3ヶ月ほど寝かしておくことで甘みが増すと言われています。

なので、収穫は夏ですが、
旬としては甘みが増す秋から冬のイメージにつながります。

保存がきくので、ニュージーランドやメキシコからの輸入も多いです。

冬至に食べることで
風邪をひかない
と言われるほど栄養価は高いです。

五性の性質としては「温」性。
冬など冷えやすい時期に食べることで
身体を温める効果が期待できます。

逆に、夏は、身体を冷やす食材がも多く、
意外に体を冷やしがちなので、
あえてかぼちゃを食べることで
夏の冷え対策をすることにもつながります。

サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。