『言葉は身体は心は世界』出版記念トークセッション#1: 瀧瀬彩恵 × 西山萌(編集者)
2022年5月に発行した「言葉は身体は心は世界」を今夏、増訂版2刷限定200部を発行することになりました。
初版掲載内容に加え、西山萌(編集者)と石崎詩織(Chai Apothecary/Scythe)と実施した観覧者参加型の出版記念対談と、著者によるあとがきも収録。今後も増版を重ねるごとに育まれ変化していく本として、より多くの方にお届けする予定です。
発行および実販売・発送は8月上旬以降を予定していますが、先行して予約も受け付けております。お求めの方は下記よりお願いいたします。
6月24日-7月23日まで、2版に追加収録された2つの対談を期間限定で公開いたします(7月24日以降は有料記事として公開)
Artwork: Yurika Shiroyama Instagram
*2022年5月21日コノマド(東京都品川区)にて開催
瀧瀬
今日はお集まりいただきありがとうございます。とても不思議な光景で、静まり返ると逆に緊張しちゃうんですけど…今日はただ二人で喋って最後に質疑応答、というのではなく、皆さんに合いの手を打っていただきながらオープンな会にしたいなと…緊張してきました。
まず自己紹介しましょう。瀧瀬彩恵です。本を書きました。出版記念イベントとして今回コノマドで展示をやらせていただいてます。本には私のエッセイを中心に、言葉の断片や他の方に宛てたエッセイも入っていて、章ごとの扉ページに色んな方のアートワークを提供いただいたり、新作を作っていただきました。今回の展示では、掲載された作品を展示してくださってる方もいれば、発展版や全く関係ない新作を展示してくださってる方もいたり、なんならコラボレーションも起きたり…色んなことが起きてます。
今日は編集者の西山萌さんをお招きしてまして。
西山
編集者の西山萌と申します。「編集」といっても、いわゆる取材や執筆編集といった情報を扱うお仕事以外にも、場所を作ったりキュレーションをしたり、さまざまなものごとを集めたり編んだりしています。
彩恵さんとはちょうど一年ほど前に、偶然コノマドのポップアップイベントでお会いしたんです。当時はそんなにじっくりとはお話をしなかったのですが、彼女の「編集」や「言葉」の捉え方にはそのときから惹かれるものがありました。
瀧瀬
嬉しいです、ありがとうございます。
西山
なので今回もお声がけいただけてとても嬉しいです。今日は彩恵さんの書籍『言葉は身体は心は世界』にもあるように、彼女がどんなふうに言葉を捉えたり、これまでの経験を通して身のまわりにある世界を捉えてらっしゃるのかなと、個人的に気になること含めて伺っていきたいと思っています。本題に入る前に、まずは今日集まってる皆さんのお名前とふだん取り組まれていること、今日ここに来ていただいた理由などを教えていただければ嬉しいです。
(参加者全員の自己紹介)
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