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老子 道徳経

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老子の道徳経について書いた文章です。老子の道徳経は、逆境や時代の転換点における自己充実と革新の思想です。
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體道(たいどう)第一 この世の本質は見えない

物事の本質は見えない?八十一章からなる老子道徳経の一番最初の章句は、この世の本質は、「こ…

ayaeda
2年前
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正しく恐れる

老子道徳経13章については、 寵愛は得れば必ず失う https://note.com/ayaeda2021/n/n9298a221

ayaeda
2年前
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身分相応を楽しむ

老子のテキストを読むのに、英訳はどうなっているか見てみると発見はあるだろうか、と思いつき…

ayaeda
2年前
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ウィズコロナ・ポストコロナ

「上り坂の儒教、下り坂の老荘」については昨日の触れたけれども、現在のウィズコロナの状況な…

ayaeda
2年前
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医療行為は道に反することがあるのか?

前回から考え始めた、老荘思想の「道」は宇宙を動かす大きなエネルギーのことですが、道につい…

ayaeda
2年前
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見えない、聞こえない、つかめない「道」

7月の田口先生の老子講義は老子道徳経の12章から14章の3つの章句を解説していただきました。 …

ayaeda
2年前
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寵愛は得れば必ず失う

昨日の午後は、病室で田口佳史先生の老子講義をzoomの録画で聞きました。コロナの状況になってから田口先生の講義もzoomとなりましたが、毎年7月、8月は暑い季節が苦手な先生は講義は録画配信となっています。私としてはzoomだと特に入院中はライブ参加は難しいこともありますが、後日に録画で受講することもできるし、とても助かっています。 7月の課題の録画は先生が1時間半ほどかけて老子道徳経から3つの章句を解説してくださる内容でした。 その中でも「猒恥(けんち)第十三」は特に思い