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利用くらい"させて"やれ

こんにちは、今回もお読みいただき誠にありがとうございます。

突然ですが、"あ、私、利用されたんだー。くやし〜っ!!"とモヤモヤされたことはありますか?

・いつも利用ばかりされて結局美味しいところをもっていかれる。
・取引先にうまいこと利用されてうちには何もいいことがなかった。
・誰かと喧嘩したら自分のところに来て愚痴る。またしばらく音信不通で、また何かトラブったら連絡がくる  etc…

"利用される"といってもシーンはさまざま、人間関係、恋愛関係、仕事など..


私自身も、もちろんあります。
"あ、利用されてたかも..?" とモヤモヤすることが..💦

でもこうしたモヤモヤ感というのは、自分自身の置かれている状況によってもかなり変わると思っています。

自分に余裕がない時
"利用されたー。悔しいーーーーっ!"

もちろん自分に悪影響や損失があるとなると、それは"利用された"を超えて、騙された可能性が高いので、何か対応策を考える必要があります。

しかしながら、人の悩み相談を聞いていると、そうではない場合が多いことに気づきます。

"利用された"と思っている出来事には、モヤモヤしている当人には、ほぼ具体的な被害がないけど、自分のリソース(交友関係や情報など)を使われたことにより相手だけが良い思いをして、それがとても悔しい(嫉妬含む)ということがなんだか多そう。。


実は、↑この事象↑
自分の状況に余裕がある時には、

"お役に立って良かったーーー❤️嬉しいー。" 

という反応にもなるものです。

そう。
余裕がない時には、利用された。余裕がある時には、お役に立てた。

このことに気づけたのは、人生の師匠に、愚痴を聞いていただいている時にいただいたお言葉からでした。

30年くらい前、
曇り顔の私に気づいた師匠は(一般サラリーマン)、「なんかモヤモヤしてそうだな。言ってみろ。」と受け止める姿勢で向き合ってくださいました。

師匠がそんなことを言ってくださるのも珍しく、私は正直に気持ちを吐露させていただいたのです。

稚拙な内容の話を5分くらい聞いていた師匠が、途中で私の話を遮って言われたのがこのセリフ。

「利用くらい"させて"やれ」

続いて言われたのが

「それは君のことを評価している何よりの証だろう。
僕はどんな相手であろうとも、どんな時でも、人の役に立てて良かったと思うように努力してる」

ということでした。

若気の至りで、思いつく限りの愚痴を言っていた私は、恥ずかしくて黙るしかありませんでした。

しかし黙る一方で、心の中にモヤモヤ感は広がっていたように記憶しています。

30年以上経った今、役に立って良かったと思うように努力している、という言葉にどんなことが含まれていたのか、少しずつわかるようになってきました。

私の場合、"努力する"というのは、以下のことかなぁと思っています。

【枕ノ送信の気づき】
1.利用されていると思ったら、自分に余裕がないと自覚して自分を大切にする(美味しいもの食べたり、リフレッシュしたり。)
2.利用されてるというのは、相手からの"ありがとう"で解消されることもありそう。相手にヘルプした後の状況について聞いてみる。
3.むしろヘルプを依頼された時、状況や結果については是非とも教えてねと最初に伝える。
4.一方、自分がヘルプされた時には、状況や結果について細かく報告したり、お礼をしたり、感謝の気持ちを常に表現することを怠らない。

4.は自分が利用されたと思う相手を作らないための考えです。
自分自身への戒めを込めて。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

日々、責任感強く、真面目に一生懸命頑張っている方は、"利用されている""どうして私ばっかり!?"と思われる場面もあることでしょう。

そんな時に、この投稿が少しでもお役に立てれば幸いです。



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