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「Neverland Diner二度といけない福岡のあの店で」に寄稿しました。

このnoteでさんざん書けない書けないと書きまくり(現在非公開)、小田嶋隆さんに(エアで)すがったりしてきた。おかげでなんとか書きあげられた原稿を年始に提出できた。(締切は年末だったのだが…)

その記事が、『Neverland Diner 二度といけない福岡のあの店で』という小さな本に掲載されています。

各地の本屋さんによって編集された<地元のネバダイ>シリーズ福岡版『Neverland Diner 二度と行けない福岡のあの店で』は、100人の記憶の中の「二度と行けないあの店」をまとめた『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(都築響一 編)のスピンオフ企画。

「二度と行けないあの店」というお題に、わたしは、福岡の人ならきっと印象深いであろう「あの日」・・・西方沖地震の日のことを書くことにした。
この原稿依頼をいただかなかったら、書くことはなかったと思う。

SNSで、「忘れたくない」という思いで日々の記録を残したりしているけれど、時々、これは誰にも見せないでいよう、そういう風に大切にしよう、と思えるような出来事がある。(誰にでもありますよね)

わたしにとってあの日のことはそんな出来事の一つだった。けれども、このお題に対してどんなに頭をひねってもこのエピソードしか思い浮かばず。まるで誰かに「書け」と言われているかのように…(実際締め切りが迫っていて…)

読んでくれた友だちが「よかったよ」と心を込めて言ってくれて、長らく自分の中だけにあった記憶が、誰かの物語と重なる不思議さを感じて、書いてよかったな…と思った。

それと、わたしは福岡の中でけやき通りがいちばん好きなのです。昔からの思い出もあるし、この5年間は子どもの保育園・幼稚園への送り迎えで毎日通ってきた。そんなけやき通りでの思い出話を、子どもが卒園するタイミングで打ち明けることができたご縁に感謝します。

自分のことばかり書いておりますが、本っっ当に良い本になっているので、ぜひ手に取っていただきたい!読んでほしい!きっと好きな文章に出会えると思うので。

現在、福岡市中央区天神にある岩田屋7階・文喫 福岡天神で販売中です。(取扱店が増えるといいな…)

また、3月25日には文喫 福岡天神さんで都築響一さんのトークイベントが行われます。
都築さんの「TOKYO STYLE」のファンだったので、楽しみ…!

追記。通販も始まりました!皆さま、ぜひ。


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