7月31日水曜日〜8月6日火曜日の日記
いまだ腰痛。腰痛状態に飽き飽き。
唐津旅行。海水浴で腰痛改善。
夏休み疲れ、はんぱない。
などなどありましたが、平和な一週間でした。
(疲れすぎていたのか記録がない日が多く、日記のために記憶をとりもどすのに苦労しました。)
七月三十一日(水) 晴れ
今日も子どもは学童。昨日、お弁当がおにぎりで嬉しかったというので、今日もおにぎりセットにした。しそわかめおにぎり、野菜の肉巻き、卵焼き、ブロッコリー。
今日も腰が痛い。そして眠気。基本安静にしているけれど、ちょこちょこと掃除をしたり、パンをこねたりする。基本の丸パン。
食事制限で基本的に小麦を摂らないようになったので、久しぶりにパンをつくった。
ちょっとずつ食べられるよう、いつもより小さいサイズに分けて成形する。
二次発酵がうまくいっていないのか、側面が割れてしまった。けれども美味しくできていた。嬉しい。
子どもをお迎えに行き、そのままガソリンを入れに行く。
子どもは後部座席で、お友だちがしゃべりながらご飯を食べるので、唾がかかりそうで嫌だ、という話をしている。お弁当箱を腕で囲うようにして食べている、というのは何度も聞かされている。
子どもは、幼稚園に入った時(ちょうど2020年だった)からお友だちと距離をとり、透明の衝立を立てて昼食をとっていた世代。
お友だちと衝立なしで食事をする方が抵抗があるのかもしれない。
ガソリンを入れ終え、帰りにコンビニ(ファミマ)に立ち寄る。
子どもはまたソフトクリームを選んだ。車の中でパッケージを開けてあげる(自分で開けられないという)と、バニラビーンズが入っていて、美味しそう。
子どもが「ママにひと口あげたいな」と言った。
ありがとう、でもいいんだよ、と言ってソフトクリームを手渡す。
子どもが、あまりにソフトクリームがお似合いなので写真を撮った。
帰宅して夕飯の仕込み。今日は親子丼。(自分は食べない)
お隣から、ききおぼえのない犬の鳴き声が聴こえた。
八月一日(木) 晴れ
子ども、今日は友人(まみさんとあいこさん)たちが運営する児童クラブへ。相方が送っていってくれた。
子どもはまみさんと遊べるのでうれしそうに出かけていった。
それにしても暑い。朝、洗顔して保湿したあとにトイレと洗面台を掃除していたら、保湿したものがすべて汗で流れてしまった。
夕方、子どもをお迎えに行った。運転で腰が痛くなる。
ピアノの日だったけれども、これ以上の運転は無理だなと、欠席。
オリンピック射撃のトルコのおじさん。
軽装で出場して銀メダルを獲ったと話題になっている。
このおじさんが、わたしのタイプどんぴしゃで、妄想が捗ってしまう。
Twitterがずっとその(無課金)おじさんで盛り上がっており、供給過多で眠れなくなってしまった。
八月二日(金) 晴れ
腰がまだ痛い。この状態にいい加減飽き飽きしてきた。
腰が痛いこと自体より、腰のために腰のためにと安静を心がけて腰に優しい暮らしをしてるのに礼の一言もない、無愛想な腰に嫌気がさしている。
礼を言われても怖いが。
虎に翼。
「航一さんの抱えているものは、わたしたちの誰しもに責任がある」
国民は何も知らなかった。本当にそうなのか。知ろうとしなかった、感じていたおかしさに皆「はて?」を示さなかったのではないか。航一の苦しみを想像し、杉田弁護士の「謝らんだっていいて」という言葉に泣いた。
https://x.com/ayacolour/status/1819168660986253674
「総力戦研究所」というものを、虎に翼で初めて知った。
戦争が始まる前に、優秀な人材を集め、日米戦のシュミレーションを行っていたのだと。何度やっても結果は敗戦で、でも政府はそれを「机上の空論」と、聞き入れなかった。そのまま、シュミレーションしたとおりに戦争が進んだ。原爆投下までは予想できなかったが……という話だった。
ドラマで描かれたのも初めて見た。
知らなかったことを知ることができて、それをきっかけに、今まで身近にあったはずなのに考えてこなかったことを考え始める。
あらためて良いドラマだなと思う。
八月三日(土) 晴れ
今日から唐津へ一泊旅行だ。昨年来て、とても良かったので再訪。
ホテルの近くに海があり、ほとんどホテル宿泊者しかいないのでゆったりと泳げるのが気に入っている。
しかし、生理が始まりお腹がいたい。朝はすこしゆっくりする。
11時すぎごろに出発 12時ごろ唐津着。
行きたかった店は予約でいっぱいだった。唐津駅近くにクルマをとめて商店街をすこし歩く。商店街の中にあるカラエのカフェでランチ。
ジェノベーゼパスタもスープも美味しかった。
カラエにあるショップで雑貨など見て、ホテルへ。
チェックインまでまだあるので海をちょっとだけ見にいく。外にいたのはほんの10分ほどだったのに、ホテルに戻った時にはで全員汗だくになっているくらいの暑さだった。
ここは15時からラウンジが開放されていて、シャンパンやビールやジュースなどのドリンク、おやつやおつまみなどを自由にいただけるようになっている。
涼しいラウンジでシャンパンを飲む。相方はビール、子どもはコーラ。よく冷えたシャンパンが美味しい。
7階の部屋からは海が見えた。
すこし休んで水着に着替え、浮き輪を膨らませて、海へ。
遠浅の海。どこまでも浅くて、安心して波に浮かんでいられて楽しい。
あまりの暑さで海水がぬるい。
子どもといっしょにぷかぷか。
日頃のストレスが洗い流されるみたいだ。
海から上がると、不思議と腰痛が改善している気がした。
ホテルへもどり、シャワーをして休憩。
夕暮れどきが近づいてきたので、タクシーで商店街まで。「からつ中町土曜夜市」というお祭りをやっているのだ。昨年来て、こちらもとてもよかったのでまたやってきた。
昨年来た時に、商店街の地理や出店の種類、値段の相場をなんとなく把握しているので、お店をまわりやすかった。
昨年食べて美味しかった「キャラバン」というお店のビーフカレーを今年も食べる。お店の前に設置されたテーブルで食べていると、店主がかき氷をサービスしてくれた。
どの味でも、好きなのを選んでいいと言われ、「宇治金時!」と鼻息荒くリクエストしてしまった。とても美味しかった。
甚兵衛を着たこどもは、かき氷、りんご飴、ヨーヨー釣り、くじ引き、駄菓子屋さんで光る剣を買って(お祭りなんだから光るものがほしい!と)、スーパーボールすくいまでやり、全身お祭り男になって大満喫していた。
こういう「商店街の勢力をあげて!」というお祭りが身近にないので、それを子供に体験させてやれる貴重な機会。
この土曜夜市も一度無くなりかけて、また復活したらしい。
子どもたちに祭りの思い出をつくってあげられるのは素晴らしいことだと思う。大人として子どもにあげられることの中でも、最高な類のやつだとわたしは思う。
八月四日(日) 晴れ
朝食の時間がはじまる7時に最上階の会場へゆき、それぞれに好きな朝ごはんを食べる。
朝ごはんはワクワクするようなビュッフェ。野菜中心で選んでいたものの、ものすごく美味しそうなカレーを見てカレー野心が疼いてしまい、ちいさな器にごはん50グラム(ごはんよそいマシンがグラム数を選ぶとそのように盛ってくれる)を盛り、カレーをかけ、ミニヒレカツをのせた「ミニカツカレー」をつくるというやんちゃを働いてしまった。後悔はない。
子どもはパンケーキを食べ、ソフトクリームを食べていた。
セルフでつくるソフトクリームはまあまあ上手にできた。
相方は洋食で朝ごはんプレートをつくったあと、使命感に満ちた顔で和食の朝ごはんプレートをつくって食べていた。本当にそれは、食べ過ぎだと思った。
その後、水着に着替えて海へ。
砂浜が昨日よりも広い。潮がひいている。それに、水温も冷たい。
よく見ると海のなかに小さな魚が泳いでいる。かわいい。
子どもと一緒にまたぷかぷかとする。
子どもは、海がふかい、つめたい、といって、すぐに海から上がってしまった。相方と一緒に浜辺で貝など拾っていた。
わたしは一人、しばらく海にいた。
海の中は、やはり腰の負担が少ない。うんざりしていた「腰が痛いという状態」から開放される。ここ最近、どんな姿勢でいてもつらかったのでうれしい。海がさらに好きになった。
ホテルにもどり、チェックアウト時間まですこしのんびり。
相方は朝風呂にも入っていた。
なぜか、海水浴の後はラーメンを食べたくなる。
伊都のあたりにあるラーメン屋に入り、昼食を食べる。
家に帰り着いたとき、子どもは寝てしまっていた。
八月五日(月) 晴れのち曇り
きょうの学童弁当はチャーハン弁当。
腰痛がすこし軽くなったものの、やはり座っていると痛くなる。
午前中、スクールメンバーとのおしゃべり会。
座り仕事しんどい…という話で、メンバーの一人が、一日の半分は立って作業をしているという。昇降式デスク(frexspot)を使っているそうで、早速検索してみると、セール中ではないか。買ってしまいたい衝動に駆られる。
しかし、机を置くスペースを測ってみると、このままの状態では入らなそうだ。今ある机をどけて、さらにその隣にある本でぎっしりの棚も動かしてそのためにさらにその隣にある棚も…などと考えていたら、発狂しそうになった。一旦おちつこう。
午後は、子どもとの約束通りはやめにお迎え。帰りにドラッグストアでおやつや必要なものを買う。子どもはまたソフトクリームを買って、帰りの車内でたべている。
夕飯にビーフカレー。自分が食べないカレーを、辛口と甘口にわけてつくる。心底だるかった。疲れがとれていないのか、一日中とてもだるい。
腰痛でろくに運動ができていないのも原因の一つかもしれない。
体重、増加傾向。取り戻さねば。
腰痛改善のためにも仕事のためにも、昇降デスクは必須な気しかしない……
しかしこの暑い時に模様替えはだるすぎる……
気力までも暑さに奪われてしまっている。
夜。「学童の登録条件を厳格化」というニュースを見て、また暗澹たる気持ちになる。
わたしは保育園も学童も、審査も条件もなしで入れるようにした方がいいとずっと思っている。「行かせるしかない」とか「家でみるしかない」ではなくて、選択できることが重要。(これは余談だけれど、そのためにまず保育士さんの給与を上げるべき)
子どもを見られる時は親がみる、でも無理な時は無理しなくていい。その反対もそう。選択できること、余白があることが子育て支援になる。
「登録条件」というワードだけでも引っかかるのに、それを厳格化するとは、逆行していると思う。
八月六日(火) 晴れ
朝ドラを視聴していた流れで、平和記念式典の様子を観ることができた。
平和記念式典の番組内で、「なぜ戦争をやめなければならないか」と問われた海外の若者が「戦争には勝者がいないから」「違う地域だけど、我々は同じ世界に住んでいるから」と。その通りだな。
番組内の
「原爆が落とされた時、ここに街があってどんな人たちが暮らしていたか。それを知らないと、何が失われたのかが理解できない」
という言葉も印象に残った。
平和記念式典にこの国やあの国を呼ぶべきではないという意見はわかるけれど、そういう国にこそ、ここへ来て知って感じてもらった方が良いのではなかろうかと思った。広島の平和記念公園という場所は、来るだけで感じるものがある。
子どもはソファでドラゴンボールを読んでいて、その横でねこがのびのびと寝ている。平和を体現している。
昇降デスクを、注文、してしまった。
知らん。もー知らん。
では済まないので、片付けなければならない。心底億劫。
相方と広島帰省の日程を相談。12〜14日で帰ることになった。
義実家にメールしておく。
疲れている。
どのくらい疲れているかというと、自販機のアイスを見て「アイス食べたいな」「でも小銭をいれるのがだるいからやめとこ」となるくらいの疲労。
暑さ疲れなのか。夏休み疲れなのか。
(次回は 9月18日水曜日ごろ に更新予定です)
コロナ禍に書いた一ヶ月半の日記をZineにしました。
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東京の〈日記屋月日〉さんの店頭でもお買い求めいただけます。
下北沢へ行かれたら、是非ボーナストラックへお立ち寄りください。
とてもすてきな場所ですよ。(同じ敷地内にある『発酵デパートメント』のソフトクリームがめちゃおいしいです)