見出し画像

職務経歴書の「実績」って何を書けばいいの?という疑問に答えてみる

「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに100%個人起点の転職エージェントをしている株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしております、あやぱんこと中川綾子です!

求職者の方とカウンセリング面談をしている中で、もちろん職務経歴書作成のアドバイスもさせていただきます。

その中で、

私は数字目標を持っていない仕事なんですけど、実績って何を書けばいいんですかね?」

大した数値実績残せてないんですけど、何を書けばいいんでしょう。。。」

というご相談を受けることがあります。

採用企業の視点でいくと、何でもいいから明確な数字の実績がある人が欲しいと思っているかというとそうではありません。

あくまでも、

「これまで在籍してきた企業に貢献するために、どう考えて何をしてきた人なのか

「その考え方やしてきたことが自社でも再現性のあることなのか」

ということを知りたいと思っていますし、その再現性のある人を採用したいと思っているのです。

今回は、職務経歴書の中で自分自身のやってきたことを再現性のある実績として書くにはどのようにすればいいのかについて書いてみたいと思います。


自分が関わったことで前に進んだ事柄を挙げてみる

日々仕事をしている中で、明確に数字に変化がなかったとしても、自分が関わったことで状態がより良くなったことってありませんか?

ずっと同じやり方をしていた作業を自分のアイデアで少しやり方を変えてみたら、チーム全体の作業効率が上がった

普段の顧客対応、社内の業務に新たな要素をちょっと入れてみたら、顧客や社内からの満足度が上がった

例えばこんなことです。

明確にまだ数字には表れていないかもしれないけれど、関わっている仕事の状態やアウトプットがより良いものになるために、自分なりに仮説立てをして(P)、実際に取り組んでみて(D)、少しでも良くなったことを確認できている(C)ことがあれば、その「PDC」の経験を基に、職場や仕事内容が変わっても、「A(Action)」できる可能性があると言えます。

つまり、「PDCAを回しながら業務を遂行することができる」ということを証明する実績があると言えるのです。

PDCAを回しながら、業務を遂行する力はどの職場・どの職種に行っても武器になる、持ち運びができる「ポータブルスキル」なので、それがあることを具体的に書類に落とし込むことができれば、それは立派なあなたの実績になりますし、その先の自己PRに繋がっていくのです。

変わった事実と変えるために考えたこと、やったことを書く=職務経歴書の実績欄を書くこと

それでは、実際に実績として職務経歴書に書く時の書き方についてもお伝えできればと思います。

自分が関わってことで変わったこと(より良くなったこと)が何か、どう変わったのかの事実を「実績」として書く

②自分が関わるにあたり、「どう考え(どう仮説を立て)」「何を行い」「行ったことがどう影響して変わったのか(より良くなったのか)」を①の実績の下に「取り組み」として記載する

シンプルにこの2つのみです。この①②が書け出せる事柄が仕事上であれば、いくつでも書き出してみましょう。

その書き出した中から、応募する企業・応募する職種の仕事内容に最も類似している、フィットしているものを選抜して「実績と取り組み」として職務経歴書に載せていけば良いのです。

いかがでしょうか?「実績=数字!」という概念を取り払い、上記①②が書き出せるものを、どんな小さなものでも良いから書き出していく作業から気軽に始めてみませんか?

もし、その書き出しに自分一人では難しいと感じることがあれば、ぜひミライフにご相談ください。一緒にあなたの「実績と取り組み」を見つけに行きましょう!

ご相談はこちらから↓↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?