【アメリカ生活】駐妻になって出会った「Buy Nothing」という考え方② ~浴衣・甚平を借りた話~
こんにちは、claraです。
今日は前回の続きで「Buy Nothing」に関わってみたお話。
もしよければこちらと合わせて前回の記事も読んでみてください。
Culture WeekとISO(In Search Of)
長男が通う現地のプリスクールで自国の文化を紹介するCulture Weekが開催されるということで、ぜひみんなに日本の文化を紹介したいともう一人の日本人ままとともに手を挙げました。
昨年はおりがみを使ったクラフトを紹介したと聞いたので今年は浴衣や甚平、そして普段息子やお友達のお弁当に入っているおにぎりを紹介したいと思いました。
しかし、1つ問題が。
25人もいるクラスのみんなに着てもらえる数の浴衣も甚平も持ち合わせていない…。ということで私が思いついたのが、例の日本人「Buy Nothingグループ」で「ISO(In Search Of, 〇〇を探しています」という募集をしてみること。
事情を説明して不要な浴衣・甚平があれば引き取ります、もしくは貸していただきたいです、と投稿すると快く浴衣も甚平もどちらも貸してくださる方が見つかりました。日本から遠く離れた地で日本人同士の助け合い、本当に心強かったです。
当日は紙芝居のように子供たちに見せられる手作りのプレゼン資料、一口サイズのおにぎりを人数分とお土産用の日本のお菓子の詰め合わせを用意して臨みました。
プレゼン中に日本を代表する「ポケモン」や「スーパーマリオ」のキャラクターの絵を見せると子供たちは大喜び。「誰かわかるかな?」と聞くと、「Pikachu~!Mario~!」と食い気味に答えてくれてとても嬉しかったです。
途中で設けた浴衣と甚平の着付け体験も大盛況でした。
ドレスアップが好きなお年頃の女の子たちはキャッキャ言いながら浴衣を着てくれました。
メインスピーカーだった私を見て、息子はきっとこのときはじめて元帰国子女である母が英語を話せることを理解したと思います。昔、両親がイギリス時代に私の学校でもやってくれた日本の紹介、私も息子の前でできて感慨深かったです。
「Buy Nothing」に関するお話、いかがでしたでしょうか。
Facebook上にはいくつも「Buy Nothingグループ」は存在しています。
みなさんも住んでいる地域のグループに参加してみてはいかがでしょう。
もしかしたらあなたの交友関係も広がるかもしれません。
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