THE POLAR EXPRESS

【子どもの心、まだ持っていますか？】

クリスマスが近づく度にワクワクした
子どもの頃の思い出、ありますか？

特別なこの時期の空気
不思議な奇跡を信じる思い
あたたかい部屋のにおい
キャンディケーンやジンジャーキャンディの
甘さの中のピリッとした刺激
友達の笑い声
枕元やツリーの下の箱を
ガサガサと開けながら高鳴る鼓動

1986年コールデコットメダル受賞作品

THE POLAR EXPRESS

By Chris Van Allsburg

村上春樹さんの和訳でも『急行「北極号」』
として刊行されています。
トム・ハンクスを主演にして映画化もされています。

かなり有名なので内容は省略しますが
元々は自分のために本棚に置いていた絵本でした。
内容も、美しい絵も宝物の絵本
最近は子どもと一緒にも楽しめています。

落ち着いたトーンの絵
幼い頃は反応が薄かったけれど
今は「このお話大好き！」と持ってきます。


主人公の男の子が戸惑いながらも旅立つシーン
サンタに呼ばれ、今年最初のプレゼントを
手渡された時の表情
無くしてしまったものに気づいた瞬間
希望を感じるラストにホッとひと息

感じたことを話しながら読むので

長くはなくてもどうしても時間がかかります。

この絵本を手に取る度、五感で感じたあの頃の記憶が蘇り

しあわせな気持ちになれる大切なひととき。

大人にはなったけれど、
子どもの心　信じる思い
わたしにもまだある！
実際目には見えないものを信じる思い
形は違えどたくさん持っている自信はあります。

Dear Santa,
今からでもお手紙をもう一度書けるなら
感謝の言葉を綴りたいです。
大切で幸せな記憶をありがとうございます。
これからもずっと綴っていきます。