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リズムとrhymeで心に刻まれる絵本

『プラスチックの海』
というタイトルで翻訳版も出版されています
小学生の男の子が訳しているそう。

一見綺麗な海の色の表紙
ところが、近づいてよく見ると…


わたし達の生活から出たものは
微生物が無償で分解をしてくれて
土に自然に還してくれていますよね

ところがプラスチックは半永久的に残ったまま

海に居る生き物達を病気にさせ
自由を奪い、命を奪っている

『積み上げ歌』の手法をとり
繰り返し、繰り返し、事実を伝えてくる

綺麗な絵と軽快なリズムとrhymeにのせて
残酷な事実を教えてくれる絵本
そのギャップが、強烈に子どもにも大人にも
突き刺さり、我に帰らずにはいられない

そしてこの絵本の素晴らしさはそこで終わらないこと!!

今。すぐ。出来ることは何??
出来ることはある。
遅くはないのだということ。

地球上の生き物として、
人間だから出来ることがある

わたし達だからこそ、出来ることがあるよ


そして最後の解説ページにて
海洋汚染の事実を詳しく読むことができます。

地球の海のどの辺りにゴミだまりが発生しているかも知ることができます。

見て。日本の近くにもあるんだよ。
自分たちにとっても綺麗な海にするには
どうすればいいと思う?
子どもと引き続き話し合っていきます。

わたしもまだまだ修行が足りませんが
出来ることを続けていきます。
プラスチックだけでなく
界面活性剤についても
絵本やスキンケアの講座で皆さんと
引き続き考え学びながら取り組んでいきます。

【The MESS That We Made】
文 Michelle Lord
絵 Julia Blattman

#英語絵本
#プラスチックの海
#アースデイ

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