稀有な同僚と人気ゲームが、私の生活を一変させた話
2023年の秋ごろのお話。
34歳の私は、大学2年生の時に買った初めての家具・家電たちを未だに使い続け、部屋は物で溢れ返り、片付けられない状態だった。
長年、物を捨てることが苦手で、その結果、部屋の中は物が溜まっていく一方。普段から滅多に友達を家に呼ばないので、誰にも迷惑はかけていない。毎日、自分だけが「ちょっとだけ嫌な気持ち」になっていた。
そんな私に転機が訪れたのは、同僚の家を訪れた時だった。その同僚は片付けが大好きで、自分の部屋をおしゃれにするためにきちんと投資をして