看護師がうつになった話⑥休職が始まった
次の日から休職か始まった。
気が抜けたのか、朝起きられなかった。
目は覚めていたので、自分の性格をモヤモヤ考えていた。
私の性格は真面目(自分でいうのもあれだけど)。
完璧にできない完璧主義。「ちゃんと」やらなきゃと思っている。
周りの反応が気になる。
だから、ミスすると自分を責めに責めて、周りからきっと反感をかっていると思い込む。
多分完璧は誰も求めてない。っていうのも、どこかでわかってる。
力抜いていいのに。と言われても抜き方がわからない。
ネガティブ。
特別な趣味や特技もない。
あげるとすれば、読書だけど…
そんなこと考えてまた、落ち込む。
そりゃ、うつにもなるよね。と自分に言い聞かせる。
とにかく、こんな時期に休んでごめんなさいという気持ちが一番強かった。
抗うつ薬始めたばかりだったので、休職の2日目はクリニックへ。
少し時間があったので、クリニック近くのBOOK・OFFに入ってみた。
もう、なにがなんだか!と言うのが率直な感想。
本棚を前にして、情報が全く入ってこない。
文字が読めなくて、とりあえず圧倒されている。
歪んで見えるというか、効果音をつけるなら「ぐわん」。
本屋さん好きなのに…
とりあえず必死にマンガの「うつヌケ」だけ、探してきた。
受診。
抗うつ薬は特別副作用もなかったので増量。
睡眠は薬飲んでとれてるし、食欲もある。
できるだけ歩いて(運動療法)してくださいね。と言われた。
看護師さんに声をかけられて、
休職しました。と言う話を。
私は独り暮らしなので、職場の人も心配らしく、毎日所長にLINEするのと、週に一度面談に来ることを言われたと報告。
そして、「あり得ない!」と反対された。
仕事から離れるために休みなのに、仕事のこと思い出して負担にならない?と。
思考能力低下していたので、そう言われても正直ピンと来なかった。
受診が終わって、報告のLINEを上司にしたとき、伝えてみたらあっさり報告義務と面談はなくなったけど…
中には、職場からの書類が開けられない方もいる。
安否確認と言う意味では、毎週な受診に来なければ、クリニックも「あれ?」って思うし必要時は連携してくれると。
多分、起死念慮はなかったし、ご飯食べてたし、そこまで逼迫した感じではなかったのかも?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?