【フランス】長期学生ビザ申請 3ステップ
こんにちは。フランス在住大学院生のayaです。
今回はフランスの大学院に来る時に私が申請した、長期学生ビザ(VLS-TS)の申請方法をまとめます。
注意
4ヶ月以上1年未満の期間、高等教育機関で学ぶためにフランスに滞在することを可能にする"長期学生ビザ"というビザは、VLS-TSとVLS-T étudiantの二つあるので、ご注意を。
VLS-TS
このビザは、現地で更新することができる。
このビザは年間964時間、すなわち週20時間、生活費を補う程度に働くことができる。
ランス入国後3ヶ月以内に、長期学生ビザを有効にするオンライン手続きをする必要がある。
VLS-T étudiant
このビザは、現地での更新ができないため、滞在を延長したい場合、 帰国してあらためて長期学生ビザを申請する必要がある。
このビザでは、滞在中に働くことはできない。
このビザは、フランスに到着後、長期学生ビザを有効にするオンライン手続きをする必要はない。
私が申請したのは、VLS-TSの長期学生ビザです。
ステップ1 Campus Franceで"Etude en France"の手続きをする
Etude en Franceは、フランスの大学の入学審査の手続きを行う日本の窓口のようなものです。フランスには日本の大学のセンター試験や入学試験のようなものはなく、必要な書類を揃えて提出し、大学側がそれから入学審査を行います。
私の場合は、Campus Franceでの手続きと並行して大学側に直接入学審査を申し込む必要がありました。大学によって異なるので、大学に問い合わせるか、Campus Franceに問い合わせる(両方に問い合わせることができたら尚良し)と安心ですね。※個人留学の場合、手続きの料金として、20800円必要です。
ステップ2 在日フランス大使館のサイトからオンライン申請を行う
このオンライン申請で欄に情報を入力することで、申請に必要な書類が出来上がっていきます。
https://france-visas.gouv.fr/en/online-application
必要なもの
パスポート
補助書類の原本(高等・専門教育機関の仮登録または登録証明書、経済証明書、等)
証明写真2枚(正面、無帽、背景は白、35×45mm、デジタル写真不可)
申請書指定位置に貼付
最後に「完了」のページが出るまで、申請を行ってください。最後に印刷用に自分の申請書をダウンロードできるようになりますが、その申請書にウォーターマークがあったら、まだ完了していないということになります。ウォーターマークがなくなるまで入力して、次のステップに進みましょう。
ステップ3 在日フランス大使館で直接の申し込み
オンラインで日時を予約して、在日フランス大使館で直接申し込みをおこないます。
申し込みに必要な書類等もあるので、よく確認して持っていきます。
注意する点
ビザが降りてないから、まだ渡仏できるかわからないのに、ビザを申し込む際に、出国日を入力する必要があったり、滞在先の(ホテルなど)の予約が確認できる書類を求められたりして、疑問に感じることがありました。
滞在先に関しては、Airbnbを4日間しか予約していなくて、窓口で4日間過ぎたらどうするのか、アパートをその4日間で見つけるのかと、聞かれました。そこでA4のコピー用紙を渡されて、滞在先に関するプランを書くように言われ、その場でボールペンで、「アパートは、頑張って探してみるけど、もし見つからなかったら、Airbnbの滞在期間を延ばす」を手書きして渡しました。
在日フランス大使館では、窓口の日本人の女性(二人とお話ししましたが、二人とも)無愛想で、感じ悪く、書類の訂正が必要だったときも、「どこを直せばいいですか」と聞いたら、「自分で読んで確認してください」と10ページほどある申請書を突っ返されて、とても嫌な思いをしました。(帰りの駅までの道で、半べそかきながら父に電話してしまった程です。)でも、後でGoogleの口コミを見たら、そういったコメントが多く、全員に対してそのような態度のようなので、心配しなくて大丈夫です。(それが通常運行のようです。)逆に、ビザに載せるための写真を撮ってくれたフランス人のおじさんはニコニコしていて、良さそうな人で、「映りはこれでいい?」と画面を見せてくれたので、この態度の悪さは、フランスどうのこうのという話ではなかったと思います。
ビザの申請は、とてもストレスがかかりますが、一度終えてしまえばそのストレスからも解放されるので、時間の余裕を持って、頑張ってください!
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