見出し画像

なぜ私が世界を広げるあそび予約サイトJumful(ジャムフル)を開発したのかまとめてみた

キラキラが連鎖する世界を創りたい

KOYA株式会社の理念:キラキラが連鎖する世界を創る

広島、演劇、旅、の3つのキーワードでいつも自己紹介をしています。  

自分で言うのもなんですが、私はちょっと変な子でした。

小学校時代は月の女王を名乗り、自分の主題歌を作詞しオリジナルキャラクター(代表作:らいbitくん)を生み出し発信し続け、中高は変劇部と呼ばれることになる演劇部に所属し、卒業後は変劇団を立ち上げ、当時は珍しかった100%オンラインで経営学を学ぶ大学に入学し世界中を旅しながら学び、東京のベンチャー企業に就職した半年後にはベトナムで事業の立ち上げ責任者をしてアジアを中心に様々な国で仕事をしていました。 

友達は多い方だと思いますが、集団で行動するのが苦手です。

不登校ではないしむしろ授業は好きで真面目に受講していましたが、昔からなぜか「人と違うことをする」ことを中心とすることが自分の自己表現でした。

↓「人と違うことをするネタを作り続ける人生」詳細

環境が自由だったかというとそうでもなく、頭のてっぺんでポニーテールをするだけで注意を受けるほど校則が厳しく、生徒の8割が国公立大学に進学することを目指す偏差値重視の学校だったため、特に中学校高校の6年間は息苦しさを感じていました。保健室と部室と図書室が自分の居場所でした。 

今考えると、息苦しい環境を経験できたからこそ、「人と違うことをする」ことにこだわる人格が形成されたのかなとは思います。

私自身が「人と違っていいじゃない」を体現していくことを、勝手に自分のミッションとしていたように感じます。

2021年発行:ひろしま元気本 (ぞうさん出版)

社会に出て、人事、特に組織人材開発を専門に、海外研修を提供し続けてより一層感じるところでした。

大手企業の、その中でも選ばれし優秀な皆さんへ、自信を持って良い研修プログラムを提供してきました。競争社会の中で勝ち抜いてきた戦士たちと、大袈裟でなく数千人とお会いしました。求められることに対して成果を出し続ける中で、自分の人生の目的や自分の在り方を忘れてしまった人たちに多く出会いました。

 自分は、あなたは、何を探すことなくそのまま存在するだけで美しい。

それを伝えたくて、「キラキラが連鎖する世界を創る」と言う私自身の理念となり、広島に帰って興した私の会社の理念となっています。

第一歩は、世界を広げる場づくり 

Jumfulは自分の世界を広げる

自分の人生を自分で選択して歩み、そんな人生を歩む他者を応援できる、相互尊重の世界を実現したいのが「キラキラが連鎖する世界を創る」ということです。

そのための第一歩は、視野を広げ自分の選択肢を増やす「世界を広げる」ことだと思い、Jumful(ジャムフル)という広島に特化したあそび予約サイトを開発運営しています。

↓「世界を広げる人との出会い」詳細

(2024年3月現在Jumfulは工事中です)

私が提供してきた高額な研修は選ばれし者にしか提供されないため、一般の方、地元広島の人に研修効果と同じ「世界を広げる」ことを、人・地域・体験の出会いを通じて提供したいと思いJumfulを開発しました。

原体験は、演劇とヴァイオリン

変劇団「てる・てる」公演(左:佐々木あや、右:山田めい)

開発に至る原体験は、私自身が10代の間一番情熱を注いできた「演劇」です。

演劇の経験がある人、もしくは身内に演劇関係者がいなければ、「日曜日、暇だから何する?」の選択肢に「演劇」は入ってきません。私はGoogleの限界と呼んでいるのですが、自分の興味関心のあることしか人は検索しませんし、サジェストワードとしても関心にそれることは提案されません。

 でも、全員ではないかもしれませんが、「演劇」を知ることで救われる人がいるかもしれない。

興味のグレーゾーンが広がることで、自分の人生の選択肢が広がり、可能性が広がる。

自分が追求していることに対しても新たな視点で気づきを得られる。

興味のグレーゾーンを見せる

知らない世界を提示し、興味のグレーゾーンを広げることをJumfulで実現したい。

Jumfulでは、演劇以外にも、陶芸や盆栽、スポーツや農業など、様々なジャンルの体験との出会いを設計しています。

「演劇」と同じく「クラシック音楽」も、環境に左右されるジャンルです。

私は、多趣味な両親の影響で3歳からヴァイオリンを習っていました。それから10年以上続けた上で最終的には演劇にもっと集中したいと初めて自分の意思を伝えてヴァイオリンを辞めるのですが、ヴァイオリンと生活できたことで得られたこと、今に活きていることはたくさんあります。

「クラシック音楽」も、知らない世界だと言われがちなジャンルです。

「クラシック音楽は難しくてよくわからない」
「興味はあるがチケットが高額で手を出せない」
「子どもに良い音楽を聴かせたいがじっと座っていられない」

Googleの限界

やはりGoogleの限界で、クラシック音楽を知らない人や聴く環境のない人はそもそも検索して調べる選択肢に含まれません。

でも、たまには、クラシック音楽に触れる体験をすることで、人生に少し彩りが増えるかもしれない。

なくても生きていくことができる演劇やクラシック音楽は、それでも人生に必要だと信じています。

幼馴染と牧場でクラシックコンサート

2023年の第二回ぼくじょうヴィオラとヴァイオリンの様子

集団に群れることが苦手だった私ですが、友達には恵まれていて、最近では幼馴染や同級生と一緒に仕事をしてばかりです。

同じヴァイオリン教室に通っていた幼馴染の吉本三紗ちゃんと、広島にクラシック音楽を届けたいと企画をして3年目になります。

Jumfulのあそび予約は工事中だし、体験できる場作りのために借りている無人島は例年になく波が高くて渡れないし、昔のような体力がなくてゼエゼエしているけれど、2024年もキラキラが連鎖する世界を創るために奮闘です。

🌷クラウドファウンディングのお願い🌷
毎回海外で活躍する音楽家に牧場で生演奏をしていただく「ぼくじょう音楽会」。2024年は「ピアノとヴァイオリン」の企画です。子どもたちへ届けるために協賛をいただけないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?