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こどもショートステイ体験記(こどもの奮闘記ではなく、親子の心の支えとなった日)

今回学会に行くのに2泊3日で初、世田谷区の子どもショートステイを利用した。せっかくの機会なので子どもたちと私の感想を書く。もし子どもショートステイの利用を検討しつつ、預けることにためらいがある親は多いと思うので、少しでも使うまでのハードルが下がればと思っている。

お迎え時の話だが、最後に保育園の連絡帳のような、A4の紙ペラ1枚をね、もらいました。

そこには、

妹が「ママがいい」と言ったときは、兄が優しく「ママは2回寝たら来るよ」と声をかけていました。
就寝時、「寝たくない」と妹が言った時にも「夢でママに会おうね」とお話してくれました。

と記載あり。5歳の兄よ、優しすぎる。。。

ちなみに最近寝る前には毎日「夢で何みる?夢で誰に逢いたい?」と話すのが我が家の習慣。パパが単身赴任なので「夢でパパに会いに行こうね」と話していることを覚えてくれていたのだと思う。


1,当日

申し込みまでの作業的な煩雑さは板橋区よりやや感じたものの、その分事前からの安心感は大きい。

●工夫した点
当日は楽しみながら行けるように、車で行くよ、車の中でおやつ食べながらドライブしようね、と声かけ。
でも嘘にはならないように、兄には1週間ほど前ちらりと、妹には1日ほど前から
2回寝たらおうちに帰ってくるよ、とお話し。
(先生たちは2人のために居てくれること、安心できることを簡単に説明するイメージ。)

事前に見に行ったからか、あのおもちゃで遊ぶんだ!と本人達も楽しそう。

(でも恐らく、そこに泊まる、というところまでは想像していない様子?)

ショートステイの入り口に着いて、玄関で靴を脱ぐ。前回の見学の時は私も中に入ったので、「ママも来る?」と妹の発言。

今回はバイキンさんが入らないように、ここまでなんだって、とお話しして(実際に預かり当日はコロナ対策のため、玄関以降入らないでくださいと言われる)玄関まえでぐっと我慢。

保育園にはいってるけどショートステイはやはり利用する時に緊張する。


兄:ママがいい。
私:2回寝たら、お迎えくるからね。帰りに帰りのタクシーでさっきの残ったおやつ食べようね。
兄:分かった!

と理解したのか、くるりと背を向け、ここで遊ぼーと一気に中で遊び出す。先生や他の子どもたちに話しかける姿を見て安堵。

妹:ママは?
ママはお仕事行ってくるからね。二回寝たらお迎えくるね。アンパンマン のレジのおもちゃ、使いに行く?
妹 うん。(もういちど振り返る)
私 じゃあ行ってくるね。
妹 バイバイー!

と保育園よりあっけなくサヨナラ。


こんなのでよいのか?というぐらいあっけないお別れ。
ただし初利用なので、そこまで泊まることを理解しきれていないのかなぁとも思いながら去る。

2,お迎え時。

2人とも泣きながら?走ってくるかなぁ、感動の再開かなぁと思いきや、

●妹 ドアのすぐ前に待ってる。
ままーと来るも、「ねねー、魚見てー可愛いよーこれどんぐり拾ったの〜」と保育園の帰りよりさらっとした感じ。

●兄→中でまだ遊んでいる、、2歳の男の子と話中。
妹と私が話している間に、知らぬ間に私の横をすり抜け、話しかけることもなく、

「タクシーどこー?」(←車がすきなので、タクシーに乗れるのを楽しみにしているw)

とドアをあけて出て行く!!!ママの一言も無いんかい!と心の中でツッコミ満載。

タクシーの中でも「どうだった?」と聞くと「楽しかった!」という。それよりタクシーから見える景色と、コアラのマーチに夢中だ。

3,利用後の素直な感想と振り返り

ショートステイは板橋区で3回程度利用経験あり。しかしその時との差は、世田谷区のものだからというより、私たちがシェアハウスで暮している環境にあるように感じた。

日ごろから、私以外の大人に頼る術を身につけてきた2人。私以外に過ごす人が増え、親以外の大人に素直に甘えて良いことを体験として身につけてくれているように感じる。
それでも誰にでも着いて行くわけでも、人見知りしないわけでもない。

初回はママのお友達?と聞いてきて、お友達だよ、と言うと安心感を持って接してくれている。

施設で生活すると、特定の人(いわゆる親)という愛着関係を持てなかったりという弊害が言われている。

しかし、親と愛着関係を持ったまま、みんなで暮らすと言うことは両立可能なこともあるんだなと感じる。

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土日に一緒に料理をしたり、(平日夜はマナハウスさんで提供してくれているので温かい栄養たっぷりのご飯を食べるだけ。その分平日夜にご飯の間待ってて、だとか、時間がなくてイライラ!ということがかなり減った。)

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犬のプーちゃんと散歩に行ったり。(これもオーナーの真奈さんと一緒に。途中公園で遊びまくって帰宅。)

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本当に助かった。これで学会を断ったり、夜の仕事を断る回数が減る。断るたびに、男女の差を感じて嫌になっていた母としての自分を、少し肯定できる。ちなみに通常は1泊3000円で、その他条件によっては利用料は0円です。


子どもたちにも頼る場所が増え、自分も頼る場所が増える。安心感が増える。世田谷区にもっと住みたいな、と思う瞬間が増える。(保育園は相変わらず入れないが。)


シェアハウスは奥が深い。どのシェアハウスでもこれができるわけではなく、マナハウスの特徴がある。今度はシェアハウスの研究がしたい〜、と思う。(そうFBに書いたら大尊敬する先生方に研究しましょう!と言ってもらえてなおさら嬉しい!!)


最後に、この投稿を公開するか迷った理由。


今回は珍しく、noteに投稿する前に、ほぼ同内容をFBに投稿した。

その理由は、
家族親戚からのツッコミ(子どもを預けるなんて!というような反応)を考えると公開するのを躊躇する自分がいたからだ。

うーん、正直、なかなか公開ボタンを押せなかった。

でも押すことにした。

これは親子の絆と兄妹の絆が深まった、記念日だと思うし、何より制度を使った人の声が一番届くと思うからだ。

今回は仕事だったが、育児疲れでも使える制度なんです!!親のレスパイト大事。大人が自分を幸せにして、初めて子どもという他者に幸せだと感じてもらえるような気がしています。

もっと堂々と預けていい機運を作りたい。
難しい、を、どうやったら変えていけるか?かんがえよー!


おまけ。

本日12月4日で35歳になりました!アラフォー突入。

年齢のはなししてたら、シェアハウスに御飯作りに来てくれている70代現役シッターさんが

人生楽しいのは50からよ。まだまだこれから!

と言いながら帰っていった。説得力ありすぎる。

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RACという団体でショートステイ・短期里親の普及活動をしています。 歯科医師(訪問歯科、高齢者)、MBA、難病の子どものための製薬ベンチャーの社外取締役。 子ども・高齢者・親子を繋げられたらなと思っています。5歳3歳の母。 BlogはRACの活動と趣味の性教育ネタ。