家事との接し方
おうち時間が増えてから、家事をすることが増えました。
大学で一人暮らしでもしていたら必要に迫られてやっていたかもしれませんが、家から学校へ通うのも遠くない距離だし、一人暮らししたいという希望もないしと当たり前のように実家暮らしを継続中。
そんなこんなで、料理はおろか、掃除機、洗濯も手伝い程度しかやったことがない人間が出来上がってしまいました。
甘々で特に何も言われないことを良いことに、「私に家事なんて向いてない」、「できない」、「やりたくない」と事あるごとに家事から逃げてきました。
ちょうど感染症が世の中に広まる少し前から働きだした母。今までずっと家のことをしてきてくれた人が仕事で忙しくなったことで、「私、家事向いてないから」では済まされないようになったのです。
今思えば、向いてるとか向いてないとかは全く関係なく、みんなでやらなければいけないものなのですが、当時は割と嫌々こなしていました。
一人の食器ならすぐに洗い終えるけど、家族全員分洗うとなると何分かかるんだ、これ。とか、どうせSNSをだらだらと見てしまうのに、この時間があれば提出する課題ができるのに、なんてぶつくさ言っていました。
でも、最近やっと家事を上手にこなせるようになってきました。
楽しんでというと言い方は変かもしれませんが、家事を楽しめる工夫をするようになりました。
例えば、家事の中でも好きなものがあることを知りました。洗濯物を干すのが最近、結構好きです。
特に、洗濯ハンガーはパズルのようで面白いです。
日々、出される洗濯物の量、種類によってどう配置を変えるか、どうすれば一番上手く干せるかみたいなことを考えながら干しています。
今までは、自分の身長が低いせいで届きにくくイライラするので、ハンガーに干したりすることが苦手だったのですが、なんだか最近ちょーっとだけ身長が伸びたかも?しれない影響で(手が伸びたのかも)、前より少し楽に干せるようになったことも大きいです。
お皿洗いや掃除のときは好きな音楽をかけることで、一気に家事が苦じゃなくなりました。料理のときにも音楽をかけたりするのですが、そうすると歌っちゃったり、集中できずにミスをするようになったので料理中の音楽は自粛中です。
そんな感じで苦手!とか向いてないから!と決めつけて勝手に敬遠していたものでも、自分なりに家事をストレス少なくできる方法を探し、どこかに工夫するところがあるんだなって思いました。
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