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ベル上げて!の真意

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ベル上げて!」とか「下向かない!」とか
そんな注意をされたことありませんか?

見た目の問題?
吹きにくくなるんだけど…

こんな印象ありませんか?

今回は
この「ベルをあげて」という指示の
本当の狙いを解説しようと思います。

ベル上げて!の真意

■「ベル上げて」と言いたくなるシチュエーション

言いたい

ベルが下がって見えるときは
たいてい姿勢が崩れているご様子です。

吸った息を上手に音に変えるためには
楽器を吹く用の良い姿勢を取ることが大事です。

詳しいイメージはこのnoteに書いてるのでご参考に◎
(話がだいぶかぶってますがw)
↓ ↓ ↓

この演奏用いい姿勢で楽器を構えていれば
ベルが極端に下がることは…ないはずなんですが…

■本当の狙い

狙い

文字通りにとらえると
「ベルを上にあげる」という単純な動作の指示に聞こえますが
これってヴィジュアル的な目的でいってるんじゃないかもです。

ベルを上げようとすると
連動して姿勢も変わりませんか?

もし
ベル上げて吹くと吹きづらいんだけど!
と思っている方は
本当にベルを上げているだけの可能性大です。

ヴィジュアル

ちなみに。
ベルの高さを周りと揃えて!という注文に対しての
ニシジマの感想は「なんで?」です(苦笑)

(理由はみんな身長、座高違うんだから合わないでしょ…という見解)
※あくまでニシジマの個人的意見です。

■ベルの向きで音をコントロールする技術もある

コントロール

ジャズや歌モノのバック(カラオケ伴奏みたいな感じ)を演るとき
楽譜にわざと当てたり
マイクが各自にセッティングされているときや<>←この記号の指示の時は
わざと外したり(下向きに吹いたり)します。
(このあたりはマイクパフォーマンスと言われる類かもしれない)

これは目立たせたいところが他にある場合によくやる手法ですが

逆に「私の音をっ!きいてっ!」ってときは
ベルアップ(ベルを正面に意識して向ける)したりもします。

こんなかんじで
技としてベルの向きを操作することもできます。

なので
普段からベルの向きテキトーに扱うのは
あまりよろしくありません。

不正解

■プロだってベル上がって無くない?と思う方へ

怪しむ

みなさんがイメージする
ベルが上がっている状態というのは
文字通りベルがまっすぐこちらに向いている
そんな絵面かもしれません。

これは少しイメージ違いかも、です。

口に楽器を合わせる
という楽器の構え方を個人的にはオススメしているのですが
口が上向きについていない限り
多分イメージするベルの向きにはなりえないんじゃないかな…
と思いません?

挿絵.jpg思っているより

■まとめ

楽器を無理やり上げるということについては
あまり賛同できないかな~と個人的には思っています。

例えば
小柄な人が譜面台でベル隠れちゃうから上げろ
というのならば
それは譜面台を下げるとかよけるとか
やりようはいろいろあると思うんです。

不自然な姿勢で吹いてもあんまりよいことないと思うので
指示を丸呑みしないで
その真意を考えてみるといいんじゃないかなと思います。
(連想ゲーム的な感じで)

次回(7月20日配信予定)は
コンクールも間近!ということで
息抜き題材として緊張を和らげるおまじないなどを
ご紹介しようかなと思います

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