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楽器がジージー鳴るひとへ

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楽器を吹いていると楽器の音とは違う何かが鳴っている。
なんかジージーいう。

これは不具合の合図かもしれませんよ!

今回は異変に気が付いた時に放置しないほうがいい理由についてお伝えしようと思います。

■異音の正体は共鳴

正体

ジーっとなっている時にどこかしら管を握る(おさえる)と止まった
特定の音を吹くとジーっと鳴る
これらはパーツ同士(金属同士)が共鳴しちゃっているのかもしれません。

共鳴する原因は様々あると思いますが
・ハンダ付けが外れている
・ネジが緩んでいる
・管に亀裂が入っている

等が過去に私の周りの友だちなどのジーっと鳴る原因としてありました。

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■ほっとくとどうなるか

放置

よくて現状維持、最悪は悪化します。

ジーっと鳴るだけならいっか!と思っていると
演奏時聴いている側は不快です。

もし管に亀裂が入っているとなると
息が漏れちゃうので音が出なくなってきます。

なので
放置していい状態ではありません。

コルク

■金管楽器はメンテを軽視しがち?

変える

これはあくまで私(Trb.吹いてます)の独断と偏見ですが
金管楽器って多少楽器の調子が悪くても音なるし何とかなる感じがしちゃいませんか?

もしかすると木管楽器よりは金管楽器の方がタフなのかもしれません。

これは決していい意味ではなくて
なかなか定期的に楽器の点検をしない傾向が強いのかもなぁと思っています。

以前にも書いたような気がしますが
いっぱいボタンがついていたりネジがついていなくても
楽器は精密機械と同じです。
リペアさんなど楽器修理のスペシャリストでなければ
安易にいじり倒すのはおすすめできません…

楽器屋さんによっては決まった日時で楽器を見てくれたりする企画をしているところもあります。
「これくらい問題ないと思うけどな~」とか
楽器修理に出すのにハードルを感じる人は
この手のイベントを活用するのも一つの方法だと思いますよ◎

■まとめ

せっかく上手に吹いているのに
楽器の状態が悪くて思うような結果が出ていない
そんなこともあります。

なんでも道具のせいにするのは
個人的にはあまり好きな考え方じゃないのですが
吹奏感、音、なにか違和感を感じるときは
楽器の健康状態を疑うことも視野の1つです。

丁寧に扱っていても
調子が悪くなる時は悪くなります。
その時に行動するかしないかでその後は変わっていく。
なんだか学生時代勉強をそんな頑張らなかった自分への戒めのような感覚さえあります(苦笑)

次回(11月30日配信予定)は
トロンボーンのスライドについてお話ししようと思います


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