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オランダのお花屋さんてどんな感じ?

日本でずっとお花と共に暮らしてましたが、引越し作業の時にダンボール屋敷にお花を飾る気にならなくて2週間花断ち。

そしてオランダに来てからは最初のホテル滞在中に荷物を増やしたくないから花瓶を買わずに我慢して2週間の花断ち。あ〜早くお花を買いたいよ!!ワナワナ(汗)。
約1ヶ月も部屋にお花がない生活をしたのは20数年振り(およそ四半世紀振り)だったかも知れません。

入居の日、この後すぐに花瓶を買いに行く〜!と意気込んで新居へ向かいました。
大家さんが立ち会ってくれたのですが、なんとダイニングテーブルには花瓶と花束が!!

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大家さんがお花の仕事をしてきた私に、と一足先に来てブーケを用意してくれていたのです(涙)。
「この花束をあなたらしく好きな様にして飾ってね!」
と。

そしてその後、元々8人掛けだったダイニングテーブルを私がいつかワークショップを快適に出来るようにと少し離れた倉庫から延長パーツを運んで取り付けてくれ、10人掛けサイズに伸ばしてくれました。なんて優しいの!!本当にスーパー親切なのです!!
大好きな大家さん話は永遠と語れそうなので、この辺でお花やさんの話に戻すとしまして。。。

オランダのお花やさんは日本と違う?

私はフリーのフラワーデザイナーになる前に生花店で働かせて頂いたのである程度裏方から販売まで見ているつもりですが、日本とは少し違うなと思うところが既にあります。

こちらのお花やさんはザックリと2つのタイプに別れるという気がしています。(まだ1ヶ月半で勝手に分けるな!って感じですが、私が歩いて感じた範囲で分けちゃいます。)

1つは仕入れたお花をコンテナーに入れて並べて販売する生花店。
(写真はデルフトの市場なので生花店ではないですが似た感じの店舗タイプもあります)

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もう1つはコンセプトがある生花店。

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後者の方はお店に置く花や花瓶をオーナーさんが選んで並べている事が多いです。

私流のザックリとした2つの分け方ですが、使い分けがしやすいのが良いところです。

私は自分でブーケを組んだり、アレンジメントを制作するので基本的に前者のバケツがコンテナーのお店でOKです。日本の仲卸さんの様に束の単位で売られているので私の様に同じ花材をまとまった数使いたい人にはボリュームで判断しやすく選びやすいです。切り口の先を包む事なくザックリと紙で巻いて渡してもらうと、おお!ここで生活してる!って感じがします。今の所鮮度に不満なくお値段も良心的。

後者は、自分の感性と相性の良いセレクションのお店だったら見るだけでも気分が上がるし、組み合わせのお勉強にもぴったりです。また少量ずつ買いたい時には選びやすいです。
普段使いする人も勿論いますが、プレゼント用に束ねて欲しい時には信頼して任せられるのが嬉しいです。この辺は日本のお花屋さんと同じかな♪
お気に入りのお花屋さんが一軒あると生活が変わりますよね。

我が家の隣はフランス人のダンディー君とパートナーさんが住んでいますが、金曜日の夜に2人が素敵な花束を持って自転車で出かけていくところに遭遇しました。(自転車の片手運転は当たり前(^◇^;))
素敵な夜を!なんて声をかけてくれたけど、君達は確実に素敵な夜だっただろうね。私は帰宅後に子供と約束したかくれんぼを家で繰り広げただけの夜でしたよ。渾身の花束持って行くから私も誰かにお招きして欲しい〜〜〜。

お花屋さん見学はまだまだ続けますので、これから沢山の発見をして皆様とも共有して楽しみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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