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人を愛することは人生の自立である

自粛生活の中
旦那さんも残業禁止となり

いつもより帰りが早い

普段、一緒に
食事を摂ることは稀なので
なんだか正月休みのような
気分である

思えば
今年で15年の付き合い


交際期間が
人生の半分を超えるのも
もう間も無くだろう

家族、友人からの
大変な反対を振り切って
結婚した2人であったが

今も良好な関係が続いているのは

ひとえに

互いに相手を愛し
"われわれ"として
人生を歩んでいくことを
決めていた

からであろう


結婚式で両親に宛てた手紙に
したためた


これから先どんな苦労があったとしても

それは誰と一緒になったとしても起こり得ることであるので

心配しないでください


これが案外
世界の真髄を表しているように
思える


誰と一緒になったとしても

未来に起こる出来事を
予測することはできない

ゆえに
大富豪と結婚しても

不遇な出来事を
意図的に避けることはできない

若くして未亡人になるかもしれないし
お家騒動で借金が出てきたりするかも

そんなの言い出したらキリがない!


だからこそ

誰を愛すると決めるのか

が重要なのである


当たり障りない日常でも
献身を注ぐことができ

アクシデントの際にも
献身を傾けられること

そう、自分と約束できるか
ということ


その覚悟に気付くことで
パートナーシップは
飛躍的に向上する


その時点で

理想の相手という虚像ではなく

リアルの相手を見、

リアルな自分を見るのだから


決して思い通りにならない相手のために

明日も働けるかどうか

体を動かし、献身できるかどうか


その覚悟の度合いは

自分にしかわからないことだから


そしてその覚悟の度合いは

そのまま

自分の人生を引き受ける覚悟

へとつながっていく


だから、結局は

人を愛することは

自立した人生を創造していくこと

であるのだ

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