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意外と多いAKB48の女子高生・援○交際ソング

お久しぶりです!

約4ヶ月ぶりの更新ですね。

今日のテーマは

「秋元康とかいう女子高生」です。

秋元康先生が書き上げる「おニャン子クラブ」や「AKB48」の歌詞を見て「ロリコン」呼ばわりする方が多いですが、

正確には搾取する側(ロリコン)目線の歌詞ではなく、搾取される側(少女)の歌詞が多くないですか?

思春期の女子高生にならないと分からないような細やかな感情まで書き上げる秋元康先生は一体何者なんでしょうか。

私が17歳の時に「みんなの目ーが気になるのーよ私の果実を見てーるの」(by:skirt「スカートを履いた果実」作詞・秋元康)という気持ちになった時(搾取に敏感なお年頃)に唯一共感してくれたものは秋元康先生の歌詞ですね。

ロリコンソングではなくロリータソングだと私は思います。

早速AKB48の中で私が大好きかつロリロリな秋元康ワールド全開な神曲をご紹介致します。


「命の使い道」(チームB)

 

まず出だしの

「電車の中でi-pod を聴いていたら なぜかふいに 生きるのが嫌になった」

というフレーズは女子高生時代の私が学校への行き帰りの電車で起こった事がそのまま歌になっていて驚きました。

秋元康が女子高生になって電車に乗らないと分からないような歌詞ですよ!女子高生秋元康子とアイドルプロデューサー秋元康のリバーシブル生活をしているとしか思えないです。

ちなみに思春期の孤独感は親離れからきているものだと論じられていますが、個人的には子供と大人の狭間で地位的には子供扱いをされていたいけれど人間的には大人扱いをされたい願望に揺れる「中途半端」で「丁度いい年頃」から孤独感を感じた気がします

寂しいから甘えたい、大人になりたくない、大人扱いされたいけど一生学生で誰かの扶養の中で生きていきたい、街を歩くのすら憂鬱、学校に行く前になぜか泣いてしまう、何にもやる気が起きないetc…

そんな感じの網目状になった思春期の感情を一言にまとめると鬱だなぁと。そして17歳鬱だったなぁと。

世間の大人から見たら

生的には子供、性的には大人

だから丁度良いというかおじさんからしたら都合が良いよね。

女の子は冴えてる子が多いからそれに気づいて「需要と供給」だからイイでしょ?的な歌詞ですよね。

サビの

「おじさんから声でも掛けられたら そこから何かが変わるかな 教えて 命の使い道 代わりに何だってさせてあげるよ」

に全てが詰まっていますよね。

思春期の「好奇心」「寂しさ」「自分を大事にしたい気持ち」でも「自分を売ったら(大事にしなかったら)おじさんに優しくされる」

世の中の禁忌な女子高生はこの無限ループだと思います。

世の中のJKがエンコウ(神待ち)とかブルセラとかおじさんに抱かれてるとか同人誌の話はやめろよ!と思う人がいるかも知れませんが、

これが世の需要と供給だよ。

間奏明けのセリフの「何が欲しいの?」が当時10代のまゆゆが言うっていうのは秋元康先生分かっていらっしゃる。より楽曲がリアルに感じますよね。

孤独感と影を含んだ美少女女子高生が歌う事により、この曲の少女性が一層感じやすくなっていると思います。


「涙売りの少女」


マッチ売りの少女と掛けたタイトルですが、

マッチ売りの少女=街中に佇む孤独な少女=神待ち

という連想をしました。

「持て余したこの時間をどう 使えばいいのか
何のために生きてるのか わからなくなるの」

というフレーズが当時女子高生の私にはよく刺さりました。

高校時代から夢や目標がハッキリ決まっている人ってなかなか居ないし

目標が無いから時間を持て余している様に感じる学生生活。

とてもよく分かりますね。

今となっては学校に通ってるだけで充分だと思いますが、当時は凄くもがいていたかもしれない

この曲の中で特に痺れたフレーズは

「もしも 何か夢があれば全力で走れるのに 今いる場所も その未来の地図もない もしも 何か夢があれば孤独さえ恐くないわ 行き先が 見えないから 悲しみと愛を買ってください」

説明不要ですよね。20歳になった今でもたまにこんな風に思う事ばかりです。

「新しい4WD 助手席から誘われ 甘い餌に釣られそうな
危険なタイトロープ 大事なもの 失くして行くその不安に怯えて 派手な化粧 仮面つける 16の夏」

このフレーズを当時女子高生のメンバーが多い中で歌っていたと思うと、思い切った運営は粋でカッコイイし最早「アイドルの表現」の最果てまで行こうとしている様に感じる。

ダウナーな曲調なのに突然始まるリリック?ラップ?がかっこいいので是非聴いてみてください


「女子高生はやめられない」(チームB)


「制服を着ていりゃ 勝ちゲーム」

「売り手市場」

「賞味期限まで〜ディスカウントはしないよ」

「チヤホヤチヤホヤ 若さは導火線」

「大人でもないし 子どもでもないし ちょうどいい未成年 年頃カメレオン」

以上のフレーズから分かるように、よく街中で「jk終わりたくな〜い」って言っているJKの歌です。

いわゆる「JKブランド」の歌です。

でも本当に私が16〜18歳ぐらいの時に、大人と出会って年齢を言ったら男女構わずチヤホヤされましたからJKブランドって本当に存在しますよ。

私もjkブランドを賞味期限までディスカウントせずに売り尽くして卒業していきましたが、希少価値の高さをJKは自身で熟知しているので

この曲に「JKブランド」に対するJK様からのお気持ち全てが詰まっております

この歌詞一見可愛げがないように見えますが

「後悔なんてしないよ」

とほんの少しだけ後ろめたさを感じさせなくもないフレーズも入っております。

何よりも一番共感したのフレーズは

「女子高生はサイコーだよ守られてるし…」

ですね。大人ぶっても世間とポリスと法律が味方してくれちゃうんですもの。

私も高校時代は守られてるから何やってもいいと思ってた(ダメ〜!)

制服はチヤホヤされる道具でもあり、守ってくれる道具でもあったので実質鎧でしたね


「新宿優等生」(渡辺麻友)


鍵っ子かつ歌舞伎町が通学路の新宿JKだった私は心底共感して下校時によく聴いていた曲です。

何をするわけでもないけど、何か危険なことをしようと歌舞伎町をフラフラする無駄な抵抗&反抗を蔓延らせて禁忌に片足を入れる感じがひしひしと伝わってきます

間奏のセリフの

「最後は、歌舞伎町にいるよ。
ずっと、 賑やかだから
何してるか?って?

ただ、 歩いてる。
制服だからね、 みんなが見るんだ。」

が、まんまソレでした。私も無駄な抵抗&反抗&好奇心と孤独を抱えてセーラー服のまま宛もなく歌舞伎町をふらついていましたが、

ただ通行人にジロジロ見られて特に何も起こらなかったです笑

勝手に何か起きちゃうかも!って期待しちゃうんですよね。思春期の好奇心。


「制服が邪魔をする」


ワタクシjkだったから分かるのですが意外と女子高生の方が大胆でオニイサンとかオヂサンの方がソワソワしちゃうんですよ〜!

女子高生「未成年淫行と後ろ指さされ組されても国から守られているし、とりあえず今すぐ好奇心が満たされる危ない事したいから周りとか気にせんでええよ。大丈夫やで。」

オニイサン・オヂサン「未成年淫行とかバレたらまずいけどシたいな〜ドウシヨ〜制服着てるのはマズイな〜」

女子高生「もう色んな意味で制服脱ぎたい邪魔だわ」

って曲ですね。

女子高生はオニイサンとオヂサンが思うより世間体を気にしていないし、周りが見えていないのです。

大人は法律と会社とか社会での地位っていう壁に苛まれているから道端でJKとイチャイチャなんかできないよね〜って話。

でもまんざらじゃないからこそこの曲に登場しているんでしょうね。




後は反抗期がテーマな「残念少女」(チームB)と「強情な純情」(渡辺麻友)と「ダルイカンジ」(チームA)と

モラトリアムな「制服アイデンティティー」(渡辺麻友)と

背伸びしてビッチぶっている焦る処女jkの唄「virgin love」と

生徒が教師を誘惑する「Dear my teather」もJKイズムを感じるのでおススメです


今回はAKB48の楽曲のみの紹介となりましたが

南青山少女歌劇団内のユニット「skirt」の「スカートを履いた果実」は秋元康色満載かつタカミー色満載のユーロ感が気持ち良い曲もございます。

ガッチガチにロリータ な曲なので気になる方は聴いてみて下さい



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