バレエ留学生活 ~月経不順と無月経編~

はじめに
私の固定記事を読んで頂いた方、ありがとうございます。私は、15歳から18歳までスイスにバレエ留学をした後、ドイツにある州立バレエ団で4年間所属していました。
4歳からバレエをはじめ、22歳で終結した18年間のバレエ人生。ヨーロッパで経験した、濃い7年間のバレエ人生を、未来のバレリーナたちにシェアしたく、この記事を書きます。
ひとつではなかなか言い切れないこともあるので、今後の投稿ともに見て頂けると嬉しいです♪

(※ 私は栄養士の資格はありません。食に関しては、あくまで私の経験と独学の上だした結論です。)
参考までに、よろしくお願いします。

バレエ留学生活
~ 月経不順 / 無月経 編 ~

私が経験した生理の問題や改善したことについてです。

私の初月経は中学一年生の一月。
そこから約3年間はほぼ周期通り、なんの問題もなく生理がありました。

留学が決まり、少し体重を落とすように言われたので、健康的に体重を落とすために、和食中心の生活に変え、グルテンフリーダイエットを始めました。
ここまでは基本的に全て良好で、健康被害も何もなく健康的にダイエットできていたのですが、留学後私は無月経になりました。

当時は医者に診てもらうなどの知識がなかったので、推測ではありますが、状況からして急激な摂取カロリーの低下と、栄養不足が主な原因かと思われます。


知っておくべき
摂食障害発端の些細なきっかけ

留学先での私のクラスメイトたちは、私より皆身長が高く、立っているだけでも綺麗なスタイルの持ち主ばかりです。
細身であることは最低条件。その他生まれながらの優れた骨格条件を持った子たちが多い印象でした。
当時の学校でのルールは、BMI15〜18が規定の体重で、18を上回るとpas de deuxのクラスは見学、寮に帰ってから出てくる夕飯は、ブイヨンのスープ(ただの味があるお湯)、もしくは野菜スティック(+ハーブソルト)です。15を下回った場合の決まりはなく、時と場合に応じて要相談という形でした。
BMI超えをしたクラスメイトを目の当たりにして、当時15~16の私は食べる行為が日に日に怖くなっていきました。

人前で食べることの恐怖心と、食べた後の罪悪感で人前では食べ物が全く美味しく感じません。私の場合、栄養学と食べることは好きだったので、基礎的な知識はちゃんとあり、全く食べないことはしませんでした。ですが仮に、ここから食べ物を飲み込めなくなる状態になってしまうと、拒食体質になっていってしまいます。

いくら食べ物を減らしても、拒食体質になっても、やはり人間なのでお腹は空きます。脳は栄養素の欠落で食べろの指示を出します。
脳も体も弱っているので、ある日突然糸が切れたように自制心が効かずに食べてしまう。これが私が何度も繰り返した過食ループです。経験者です。
過食嘔吐まではならなかったのですが、過食嘔吐までいった経験のある人は、実際に聞いたので、多い気がします。

そうならないためにも、自分に合った食べ方、種類、系統を探し、型に嵌めすぎずに食を楽しみながら健康的に踊り続けることを意識しましょう。

最後に

バレエ留学を目前に控えている方、考えている親御さん、未来のバレリーナたち、先生方…
ヨーロッパでの生活のこと、留学時代のリアルな話など、私が実際に過ごしてきたバレエ生活の中で、事前に知っておきたかった知識や、なんて私はこんなにも無知なんだ…、、こういう時、こうしておけばよかった…!
と思うことが沢山ありました。
今では自分で学ぶいい経験となったものの、バレエを踊る以外のところで補わなければいけないことが、思ったより多かったんです。
私と同じ悩みを持ち続ける子を少なくするために、このnoteを書いています。
聞きたいこと、相談でも、力になりたいです💪Instagram(aya_999)のDMまで、よろしくお願いします🙇‍♀️

もし、私の作品や活動にご興味ありましたら、サポートよろしくお願いしますm(__)m 頂けた費用は、今後の活動費に使わせていただきます! 応援ありがとうございます!