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思い立ったが吉日

とはよく言ったものだ

と、ここ2ヶ月くらい本気でそう思っている

私は28歳くらいから数年間

仕事、プライベート、全てにおいて
全力でやる気を失った

やりたいことがない
仕事もしたくない
どこにも行きたくない
何にも興味が湧かない

といった具合に、全てにおいて
ナイナイ人間になっていた

環境が変わったり状況が変わった時には
目標の軌道修正、そう

"物語の修正"というものが必要だということを

最近読んだ本で知った

もっと早く知っていたら、
そしてこんな簡単な話を何年も気づかなかったなんて、と
少しだけ自分を責めた

さて、物語の修正を始めるときに
自分の現状を理解する必要がある

客観的にみて、どこに住み、誰と暮らし、仕事は何をしていて、休日何をするか。

そして今までと違うところはどこか

私はその現状把握と過去との違いに目を向けず、

こんなはずじゃなかった、
なんでこんなことをしているのだろう

と、終わった過去と比べ、
"負のループ"に完全に入り込んでいた

最近になってようやく本質的に抜け出せたように感じる今日この頃

どうやってこの「満たされている境地」に辿り着いたかを紐解いていく

まずは小学生の時の自分を思い出すこと。

きっと悩みなんてなかったはずだ

少なくとも私は自分のことと目の前の授業のことしか考えておらず、
友達に嫌なことをされたとか、言われたとか
小さなことはあってもすぐに忘れていた

人間は考えれば考えるほど複雑に捉えてしまうのだ

学校に行って、放課後遊んで、21時に寝る

思いっきり毎日を充実させればぐっすり眠れて明日にはまた新しい気分で迎えられる

そして決定的に考え方が変わり始めた2ヶ月前

そのときの自分がどうマインドセットしたかというと

「思い立ったが吉日。迷ったら実行する」
を徹底的に実践した

初めは小さなことでいい

コンビニに行こうと迷ったら行く
この相談は今話したほうがいいか迷ったら上司に話しかける
今お風呂に入ろうか迷った時は入る

その大きいバージョンとして
5月に予定していた沖縄旅行での話。

飛行機とホテルの手配も全て済まし、
さてあとは出発の日を待つだけになった

仕事仲間の女性と沖縄旅行に行く話をした

-慶良間諸島て行ったことあります?友達が行ってすごいよかったみたいですよ!

と言われ、気になって仕方がなかったので調べてみると
本島からフェリーで1時間の場所にとんでもないブルーオーシャンが広がっていることを知った

-これは、行くしかない、今年絶対に行きたい-

出発の2週間前に全ホテルをキャンセルし、渡嘉敷島に泊まる計画に変更

我ながら直前に大きく進路変更し、よく気持ちが揺るがなかったものだと感心した

そしていざ渡嘉敷島での旅が始まり
シュノーケルをしているとウミガメに遭遇
滞在中2回も見ることができ、この数年間で1番の感動した経験となった

そうして小さな決断の実行を進めてみると
毎日が忙しく充実したものになっていくことを実感した

思い立ったが吉日で、明日やろうはばかやろう

いつの時代も充実した生き方はどうやら変わらないらしい

と、30代半ばになってようやく理解し始めたのであった


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