最近はもっぱらNetflixの少し前のドラマを一気見するのが夜の楽しみになっている 地面師たちを見終わり、規模大きめの仕事をする男たちのことが頭から離れず おすすめに出てきたVIVANTをついにクリックした 避けていたわけではないが あまりにも有名かつ長編のイメージがあり、なぜか一歩を踏み出せずに1年が過ぎた 朝晩の風が少し冷たくなり、油断しているところに日中の暑さで熱中症になりかけた9月の始め、予定通り熊本へ向けて出発した 台風は九州から関東に移動中 早朝の羽田
21:27 テレビを消し、部屋の明かりを少し落とし 暗闇のなかぼんやりと見えるオレンジの灯り 毎晩この光景を眺め 1日を振り返るのが日課だ 1ヶ月ほど前から店の看板が私の家の方に方向を変えたため 余計存在感が増して見えるようになった あの居酒屋で今日飲んでいる人はどんな人なのだろう 仕事の愚痴 家庭の愚痴 過去の栄光 勝手に想像し、目と鼻の先で繰り広げられている人生論に 少し安心するのだった そこに誰かがいることに
とはよく言ったものだ と、ここ2ヶ月くらい本気でそう思っている 私は28歳くらいから数年間 仕事、プライベート、全てにおいて 全力でやる気を失った やりたいことがない 仕事もしたくない どこにも行きたくない 何にも興味が湧かない といった具合に、全てにおいて ナイナイ人間になっていた 環境が変わったり状況が変わった時には 目標の軌道修正、そう "物語の修正"というものが必要だということを 最近読んだ本で知った もっと早く知っていたら、 そしてこんな簡単な話を
たまに人と話すのが嫌になるときがある チームで仕事をしているので人と話さないなど無理な話なのだが。 そんなときはとりあえず今日は人と話さないぞ!と覚悟を決めて会社に行く すると、おはようございます!から早速話してしまう ネガティブなモヤモヤは、きっと発生したときだけ存在して実際にコトが始まると消えているものなのだ 明日の食事会嫌だな ヨガのレッスン入れちゃったけどキャンセルしようかな 友達との約束行きたくないな ふと現れるモヤモヤは考える時間が多ければ多いほど
-うん、わかった、3時か4時頃電話する そう言って電話を切る20代前半くらいの女性の後ろでエスカレーターが上がりきるのを待つ 仕事の休憩が15時なのか、友達と解散するのが15時なのか 彼に電話をするのか、遠く離れた地元に住む母親に電話をするのか サクッと電話切って足早に去っていった 一瞬妄想がハイスピードで頭を駆け抜けるが 地上に出たときにはすっかり忘れていた 日曜日の朝 明治神宮前には出勤前の人やお店のオープン待ちの列に並んでいる人、前夜から飲み明かしていたであろう
仕事では一応チームリーダーであり、最近課長の役職がついた 人材の入れ替わりが激しく、入社して6年経った頃には気づいたらなかなかの長老社員と化していた 常に意思決定をし、指示を出し、人を動かす立場にいると時折モチベーションが保てなくなって バランスを崩すときがある ここ2週間、そのゾーンに入ってしまった 部下のマネジメント、上司からの指令の板挟みになり ついに何もやる気が起きなくなってしまった 仕事を休み、野暮用で外苑前駅に行く途中、乗り換え駅でトイレに寄った 集合
時間対効果を求められ ショート動画、ファスト映画が流行とされるこの時代に あえてスピードを緩めて生きてみました ________ 日暮里駅を出て横断歩道を渡ると、 子連れまたは鉄道ファンと思われるカメラを持った男性が歩道の柵から奥を覗き込んでいる まだ春なのに初夏を感じさせる暑さの中 アイスコーヒーを買って、その集団の少し左隣に立ち位置をとった かがやき、こまち、はやぶさ、、 子供がいなかったら絶対にご縁のない名前が頭の中に駆け巡る よくこんなに新幹線と電車
なんでこんなに頑張っているのだろう たまにそんなこと思うことはありませんか? ーーー 大学2年生の夏、仲の良い高校時代の後輩と 夜のドライブに出かけた。 私たちは高校のダンス部に入らなかったメンバーで構成された"ダンスサークル"で知り合った。 彼女は後輩でありながら落ち着いた雰囲気の持ち主で、しっかりとしたその顔立ちとは裏腹に、アメリカの子供みたいな笑い方をする可愛らしい女性だった。 ダンス練習が深くなってきた深夜や、2人でお茶をするときは必ずと言っていいほど、将
みなさんは感覚派ですか? それとも理論派ですか? ___ 新しいコンサルが会社にやってきた。 50代半ばでメガネにスーツケース いかにも仕事のできそうな営業支援コンサル そう、完全なる理論派の人種だ。 ある日営業リーダーが契約分析の甘さについて問いただされた ー一体いつになったらこのKPIダッシュボードが出来上がるのですか!?(プチキレ気味) ーはぁ、、 感覚派のリーダーはとにかく数値分析が苦手なのである 自分の今までの契約は経験値から成されたもので、初回面談
みなさんは人生に、日常に行き詰まったとき 決まって行く場所はありますか? 私は昔住んでいたある街の、小さなカフェに足を運びます。 ___ 幡ヶ谷駅を地上に出て、中華屋さんに入った。 春の清々しい陽の合間に訪れる、分厚い雲に霧のような雨の日。 一度も行ったことがなかったが、この日はチェーン店でもタイ料理でもない気分で 目に入った中華屋さんに入った。 ハワイ旅行帰りの母は、店内で飛び交う中国語に、 -まだハワイにいるみたいだわ と呟いた 狭い店に目一杯の会社員
東京都立川市の国営昭和記念公園で行われた東京蚤の市に初めて遊びに行った。 古き良きものを大切にする蚤の市のコンセプト。 200組以上が出店するこの「東京蚤の市」で感じた価値観の伝え方とは?を考察してみました。 ストーリーを整理する 統一された場づくり 多くの人の目に留まることの重要さ モノのストーリーを理解する 有名な著名人が使っていた食器、 漆塗り職人だった祖父が大事に使っていた作業台、 100年も前からフランスの様々な家庭で大事にされ、巡り巡って日本にたどり