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志賀島(福岡県)をサイクリングしてみた話

福岡県志賀島。江戸時代に「漢委奴国王」と刻まれた金印が出土した金印発掘の地として有名なこじんまりとした島。島の外周は約12km、自転車だと約1時間で1周できるため、サイクリング初心者にもってこいである。

島というと”一日数本のフェリーを逃すと帰れないと孤立された場所”というイメージがあったが、志賀島は「海の中道」という砂州で志賀島と九州本土を結ばれ陸続きとなっている。いざとなれば引き返せるという安心感があるため、いきなり全方位海に囲まれた島に挑戦するのは怖いけど程よく自然を感じたい!という島初心者にも安心安全な島。がっつり離島を楽しみたい方には物足りないかもしれない。
博多からフェリーで30分バスで約1時間とアクセスもしやすい。

そんな志賀島で人生初「島サイクリング」に挑戦することにした。以前から一人で離島に行ってサイクリングしたいという夢があったが、途中で引き返せなくなったらどうしようという不安が大きく、なかなか実現できなかった。島サイクリングのはじめの一歩を踏み出してみた。

海の中道

海の中道を抜け、志賀島のバス停のすぐそばにあるシカシマサイクルで自転車を借りて出発!!
店員さんのおススメ通り時計回りで島を1周するにした。
波の音と風を感じつつ、車通りも多くはないので自分1人の世界に浸ることができる。海を片目に遠くに見えるPayPayドームを眺めながら、都会の喧騒と離れて心穏やかになっている自分がいることに気づく。風ってこんなに心地よかったっけ?って感じることができた。

金印公園
志賀海神社

弥生時代に後漢の光武帝が奴国の王に贈った有名な金印のレプリカがある公園。海の神様を祀っており、砂でお清めをする志賀海神社を観光。森と海両方1度に楽しめて、リフレッシュすることができた。

自転車を降りてぼけーっとしたり観光スポットでの寄り道を楽しみつつ、本当にサクッと1時間30分で1周することができた。島初心者の私でも余裕だった!1周というゴールが明確だったからか達成感が半端ない。

そして想像以上に爽快だったのでまたやりたいという気持ちになった。
今度は徐々に島の規模感を上げていきたい。
サイクリングにハマる人の気持ちがなんとなく分かった気がする。

九州1人旅の挑戦の1つ「島サイクリングに挑戦」を達成することができて良かった。

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