【まちづくり実験室】共創型の場づくりを通じて、地域を理解し、自分の居場所を作り、共に進化していくヒントを掴めるか?|Aya #研究報告書
この記事は、あたらしい働き方LABの研究員としてthe Port kakegawa(まちづくり)の中で行う「私の働き方実験」の研究報告書としてまとめたものです。
ついこの間、実験がスタートしたと思っていたのに、早6か月が過ぎました。最終報告書として、活動を振り返りたいと思います。
🍵実施したこと
私自身が実施、参加した活動は主に以下通りでした。
・掛川訪問(ゲストハウス部のミートアップ、百鬼夜行)
・オペレーションやアメニティなどの検討
・利用者アンケートの実施
🍵やろうと思っていたことはどうなった?
次に実験計画書でやろうと思っていたことについて、項目ごとに振り返りたいと思います。
ゲストハウス部員として
やろうと持っていたのは以下の2項目です。
他の宿ではなく、ここに泊まってみたいと思わせるにはどんな工夫や仕掛けができるか?
このゲストハウスで働く人が、学びを得たり経験値アップできるには、どのように仕事・オペレーションを組み立てればいいか?
ここに泊まってみたいと思わせる工夫については、頭の中での妄想にとどまってしまいました。(例えば地元の電気屋さんや布団やさんとタイアップして、新製品・話題の製品を実際に使って宿泊できる、みたいなことができたら・・なんて考えてました。地元に住む人に泊まってもらえる機会を作って、購入につながれば、経済も動くかも、とか)
働く人に積極的にプラスになるオペレーションも、考えてはみたものの、人を雇用するという流れにはなりませんでした。
ただ、自分自身仕事を選ぶときは「何か学べる」「経験値がアップする」ことが重要なポイントなので、今後同じような機会があれば、その時生かしたいです。
自分として
挙げていたのは以下の4つでした。
ゲストハウスオープンするまでの一連のプロジェクトを通じて、ゲストハウスオープンのhow to とknow how を得られるか?
プロジェクトマネジメントの知見を活かして、メンバーが楽しく、予定通りにプロジェクトを動かすために貢献できるか?
コミュニティづくりについて、コミュニティ部の活動に参加させてもらって、知見を得て、自分で考え、1つでも実践することができるか?
自分なりの地域とのかかわり方を定義し、今後の活動を想像することができるか?
how toとknow howの部分については、何から考えるか、どんな項目について考えるかなど、実際に考えたことで具体的なことが学べました。
いつかは自分でもゲストハウス・Air BnBをやってみたいなと思っているので、書類・手続き的なことや、業者さんとの施工打ち合わせのような、根本的な部分についても学びたいなと思っています。
研究期間終了後も、ハマさんから学ばせてもらいたい!と思ってます。
予定通りに動かす・・の部分は、初め~中盤は意識的に声掛けできたと思う一方、自分のことが忙しくなったり、メンバーそれぞれが忙しくなってからは、あまり貢献できませんでした。参加自体が難しい時期もあったり💦
これまで、ゴールやゴール時の在り方が比較的明確なことばかり取り組んできた中、ゴールを探りながら、流動的な参加メンバーで進めるというのはいい経験になりました。
コミュニティづくりに関しては、実際にコミュニティ部にも参加させてもらい、読書会やミーティングに何度か参加しました。その中で新しい人を知ることができたり、コミュニティに関するテーマで一緒に考えたり意見を出し合えたのは面白かったです。
また、バーチャルオフィスが設けられたことで、Slack上のメッセージのやり取りだけより、距離を縮められたと感じることも。
もちろん、現地で実際にお会いして、顔と名前が一致して、雰囲気まで感じられると、ぐーっと近づけたように感じました。
相手を認識して、自分を認識してもらうことってやっぱり重要。オンラインの時も、画面はオンで参加していこうと思いました。
一方で、地域のコミュニティには参加する機会がありませんでした。
やはり現地におらず、遠方からとなると、なかなか難しいと感じます。
掛川でのことではないですが、この企画で、実際にコミュニティをテーマに動き始めていたから、地元浦安でのアートプロジェクトで選ばれたのではないかと感じています。(応募動機に課題感や考えていることをしっかり書けた✌)
実際、プロジェクト内で行ったワークショップから繋がりを作ったり、広げたりしていて、コミュニティが始まりそうな予感がしています。
地域とのかかわり方の定義は、まだできていません。
が、今後どんなことができたら、自分が楽しめそうかの想像は少しずつ膨らんでいます。
短期間での結果を求めがちな自分ですが、コミュニティづくりはちょっとずつ、じわじわ広がるものだと感じているので、焦らず、無理せず、楽しむことを優先に活動できたらと思っています。
🍵実験期間を振り返って
最後に、ハリーさんの用意してくれた3つの視点から振り返りをしたいと思います。
視点その1:自分にとって新しい働き方につながったか?
つながったと思います。
先にも書きましたが、コミュニティに関して動きだしていたことで、地元のプロジェクトに応募・参加できたと思っています。
このプロジェクトを通じて、お金を稼ぐことに直接つながらないけど、やっていて楽しい、心地いいと感じられる活動をすることが、仕事にも良い影響を与える、ということも改めて感じていることです。ライフワークにしていきたいなと考えています。
視点その2:数字化/見える化はできないか?
自分の活動範囲について、やってみると・・・
・note : 計画書、報告書の2回投稿
・X : 掛川訪問に際して、15回くらい投稿
・掛川訪問で実際に会えた人:1回目 5人、2回目 20人くらい
特に、ドイツから帰国していたこみやさおりさん会えたのはうれしかった✨
視点その3:運転席に座ってみて / 座ろうとして変わったことは?
自主企画の方で書いたことと重複しますが、「自分の可能性に制限を設けない」ことの意味が腑に落ちたこと、「自分ができることに自信が持てるようになった」ことだと思っています。
自分にできるかわからない、というような理由で自分には無理と諦めたり参加しなかったようなことに、ずいぶん軽やかに参加できるようになったと感じています。
実際できないことがあってもいい、と思えるようになったことも大きいです。できないことをほかの人に聞けたり、お願いできることも、「できること」を広げる有効で重要な手段で、ずるいとか卑怯ではないと納得できました。
何でも自分でやらなければ、できることにならない、という思い込みが捨てられたことが、もしかしたら何より大きいことかもしれません。
🍵まとめ
今回の実験を通して、自分自身は大きく変わったと感じています。
時間的な面、距離的な面でポートでの活動に思ったようには参加できなかった部分はありますが、その中でも学ばせてもらう機会がたくさんあったと思います。
ゲストハウスとしてのオープンはひとまず達成できた! と思うので、
この先の進化にも、引き続き何等か関わっていけたらいいなと思います。
この機会をくださったハマさん、一緒に活動していただいたメンバーに感謝しています!!
ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?