間借り本屋さんのMyたな⑤~体感ブックレビュー
\ これまでの記録はマガジンをどうぞ↓ /
❖ なんで体感?
タイトル。ついぞ、「週間ブックレビュー」をパクって……いえ、オマージュです。。。
(最近、中江有里さんのトークショーをオンラインで見たから)
ここからは、私たち趣味工房わかくさ文芸部が、どんな本を本喫茶わかばさんに置かせてもらったのか、やっとご紹介していきます!
(ここまで来るのに長くなってしまった……)
ちなみに。
母や伯母たちの本は、私は未読なものもあるので、搬入前にペラ見した「体感」でお届けします。(だから体感ブックレビュー)
未読だけど面白そうな本、これはオススメしたくて置きました! な本をご紹介します。
全部じゃなくて、すみません。(先回り謝り)
❖ 怪しさ満点の本から
『消えた文明99の謎』神部武宣・著(サンポウ・ブックス)
イースター島などの遺跡を扱った、謎と不思議の本、らしいです。(未読)
いつから我が家にあったのか、本当に謎の本。
バーコードが無いことに、ビックリです!
昭和に買ったと思われ(笑)
『ついに解明された 謎の古代図形』秋山清・著(コスモトゥーワン)
考古学にドハマりしてた伯母が持っていた本。
定年後、考古学サークルに入り、三内丸山遺跡など各地を巡るほどハマっておりました。
(大人になっても勉強していいんだ! と知った)
そんな伯母が好んで買った本なので、多分、面白いです(笑)
『図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀』坂本勝・著(青春文庫)
もちろん、伯母の本(笑)
考古学を勉強すると、古事記や日本書紀に行き着くようです。
❖ 時代を問わず美味しそうな本
『まんぷく旅籠朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ』高田在子・著(中公文庫)
どうやら、時代物も好きな伯母。
ペラ見したのですが、出てくる食べ物が美味しそうで。
読んでから置けば良かったかな(笑)
『アボカド バンザイ!』(地球丸)
私の本。
4年前に、小田原ブックマーケットという神奈川県小田原市の古本市で購入した、アボカド専門のレシピ本。
しかもなんと、売主さんは、私の小学校の同級生でした!
アボカド好きな私にピッタリと思って購入したのですが、なかなか作らず……本棚に埋もれるくらいなら次のアボカド好きに繋がればということで、わかばさんへ。
定番のものから珍しいものまで載っているので、料理好きの方、ぜひ。
❖ The ノンフィクション!
『いま、女として 金賢姫全告白』〈上下巻〉 金賢姫・著(文春文庫)
ノンフィクションやドキュメンタリーが好きな母の本。
加えてミステリー好きであり、好奇心旺盛な性格なので、この国のことはだいぶ興味を持っていたようでした。
金女史がどうやって育ち、あの事件に至ったのか……その全容が彼女の視点で書かれています。
事件後、韓国で暮らし始め、祖国との違いを目の当たりにしたシーンがとても印象的でした。(ちょっと読んだ)
『アンネの日記』アンネ・フランク・著(文藝春秋新社)
母たち姉妹の本。
なので、だいぶ、本気の、古本です!
もちろん、バーコードもありません(笑)
↑のように、ノンフィクション好きな母が、小学生の私に薦めた本でしたが……当時の私はノンフィクションに興味がないので、ほぼ読みませんでした。汗
(本好き母子間でもね、引き継がれない本というのもあるわけで・笑)
アンネ自体には興味はあるですが、ドキュメンタリー系はテレビなど映像で見る方が好きです。(多分、リアルな表情とか雰囲気とかを動画で見たい)
ちなみに、「ノンフィクション」と「ドキュメンタリー」は、文章か映像か、の違いだそうです。ざっくり解説。
❖ わかくさ本領発揮のハンドメイド
『連続編みモチーフの模様集』(日本ヴォーグ社)
編み物好きな母の本です。
ここに載っているモチーフをいくつも繋げて、ベストやカーディガンをよく作ってくれました。(自分用にも)
私は編み物といえばマフラーしか出来ない人なので(しかもぎゅうぎゅうに目が詰まる)、1本の糸からいろいろな模様が編まれていくのを見て、なんでこんなこと出来るんだ? と不思議に思ったものです(笑)
『中川清美のアクセサリーノート』中川清美・著(文化出版局)
趣味工房わかくさでは、レジン使いの私。(今、休止中)
作品づくりの参考に買った本です。
レジンの使い方というよりは、モード系な写真集という感じなので、ゆったり時間に眺めて楽しむのも良きです。
手放すのは悩みましたが、レジン・レシピとしてはもちろん、お部屋のインテリア的に使いたい方などに渡れば嬉しいです。
❖ 古本市で出会った本たち
『giorni(ジョルニ)~ロンドン モダンビンテージと暮らす』(実業之日本社)
イギリス好きな私が、小田原ブックマーケットで見つけた1冊。
憧れる暮らしです。
時折、写真集的に眺めて楽しんでましたが、間借り本棚のラインナップを考えて、今回手放すことにしました。
(なのに、別の本棚から『ロンドンのホテルマンの制服』を買って帰ってしまう私・笑)
『たんぽるぽる』雪舟えま・著(短歌研究社)
2018年頃に、古本市の元祖、不忍ブックストリートで購入した本です。
当時、詩や短歌にハマっていた私。
練られた言葉を求めていたようで、不忍でも絶対1冊は詩集か短歌集を見つけたい、と思っていたところに見つけました。
しかも、店主さんの音読つき!
思い出の一冊だからこそ、次の方にこの思い出ごと引き受けてもらえたら、嬉しいです。
❖ 次回のマイたな
どうしても、新品でもいいから、わかばさんに置きたい本があって、なんとか搬入までに間に合ったので、そちらの本たちをご紹介します!(一番書きたかった記事かも・笑)
間借り本屋さんのMyたな⑥~本気のブックレビュー(仮)
をお送りします。
いつになるかなー?汗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?