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3.母親になる訓練 ~妊娠と出産~

1人目の子は、お腹にいる時に「羊水過小症」と診断されました。
すごく心配される状況だったらしいけど、幸い痛みはなく、お腹の子はずっと元気でした。

その中で学んだことは、妊娠出産にはまだまだ解明されていないことがたくさんあるということ。
色んな技術が進歩しているけど、お腹の子が健康で産まれてくるかどうかは、産まれてみないと分からないらしいです。私のケースはインターネットで調べてもあまり出てこなくて、自分で産むタイミングを模索するしかありませんでした。
最後は夫と相談して、期限を決めてそれまでに陣痛がこなければ帝王切開にしようということで、前に進めました。
結果、無事健康な赤ちゃんが産まれました。

これを可哀想だと思いますか?それともすごいと思いますか?
私は、自分がその感覚を持っていたことが問題だと気づきました。何となく帝王切開って可哀想と思われてるんじゃないかと感じていたからです。

妊娠出産は自慢するものでも卑下するものでもない。通信簿でもない。ゴールでもない。赤ちゃんを最優先に考える、まさに母親になる訓練をそこで受けてたわけです。

子供が親を育てるとは言いますが、もう既にお腹にいる時からそうなんですね。

改めて、自分にとってではなく、子供にとって何が良いかを考えることを忘れずにいようと思いました。

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