心臓カテーテルアブレーション手術①
今年の3月に、全身麻酔で不整脈の手術をしてきました。
不整脈、と聞くと皆さんどんな事を思い浮かべるでしょうか?
私の中では、年配の方がなる病気というイメージ。けれど身近なものでもありました。
まず、私の祖父がたびたび口にしていた事。それから私自身が「これって不整脈なんじゃないの?」と感じる症状を20年ほど前から感じていました。
そんなに昔から感じてたのに、どうして医者に行かなかったの?と思うかもしれません。しかし不整脈というのは難儀なもので、症状が出ている時に検査しないと分からないのです。
昔からいつも「不整脈ぽさ」を感じるのは決まって夜や日曜など、医者のやっていない時ばかり。
平日に循環器内科にかかって検査しても異常はなく「心の問題かな」と言われて精神科にもかかり「ストレス性の発作」と診断されていました(私は勝手に「不整脈ぽいやつ」と呼んでいました)
症状としては、脈が速くなり、呼吸が乱れます。
これは動くのがけっこう辛いのです。強く症状が出ている時は喋るのも大変で、起きているのも辛くなります。
私はけっこう頻回だったので、その都度休める訳もなく、ほとんどの場合は息苦しさをごまかしながら仕事や家事、学校行事や育児をこなしていました。
そんなこんなで20年以上が経ち、ようやく来たのです。検査できる日が!
2024の始まり。剣道教室の保護者会長を務めていた私には稽古始めの準備という責務があり、それに追われていた時の事でした。
明らかに体も心も疲れ果てて、これから寝ようという時に「不整脈ぽいやつ」はやってきました。
とはいえ、いつも寝れば治るからと思い、そのまま眠りにつきました。
しかし次の日の朝、まだ治っていないという非常事態。
本当に起きているのが辛く、土曜出勤の旦那さんをお見送りした後はリビングに寝転がっていました。
そのうち次男が起きてきて「ちょっとしんどいから寝てるねー」と伝えて、隣にある私の実家へ行ってもらいました。
だんだん症状が落ち着いてきたのが8時頃。そして「土曜だから午前中の診察いけるな~」と思い、近くの循環器内科へ。
受付で簡単に症状を伝えて待合室の椅子に腰を下ろすと正面に血圧計。
『測った用紙を受付へ提出してください』とあり、受付では特に何も言われてないけれど測りました。
すると普段から血圧低め(100ない時が度々あります)で悩んでいた私ですが、上が156で脈は129という数字が印字され、初めて焦りを感じました。(下の血圧は忘れました、、)
待っている人が大勢いましたが、すぐに呼ばれて心電図の検査をしました。結果は不整脈。
正確には「発作性上室性頻拍」という病名で、一般的には危険のない、放置していても大丈夫な不整脈という事でした。
次回へ続きます。
…余談です↓
どんな因果なのか、2023年末に心臓血管外科医の先生からご依頼いただいてチラシ制作をさせていただいてました。
2023年は旦那さんが軽井沢に単身赴任に行っていたのもあり、なんだか妙なシンクロニシティを感じます(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?