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人は誰でも羨まれる部分がある


誰しも人のことを羨ましいと思った経験があると思う。

いいなぁ、私も可愛く生まれたかった
自分にもこんな才能があればなぁ
あの人は幸せそうなのに自分は…

私は自己肯定感が相当低い。
自分の人生なんて誰から見ても平凡であると思っている。
今は特別不幸でもないが、私の周りにいる人が絶対に私より幸せな人生を送っていると思っている。


過去に友人に言われたこと。
「さかさちゃんはいつも上司に恵まれてるし、なんでいつもそんな上手くいくの?」
僻みのような言い方で言われたことがある。

友人とは言ってるが、向こうは私のことをなんか鼻につく存在だと思っているのがたまに伝わる。過去の同僚として4人でいつも会うが、1対1では会わないだろうな、といった人。そのとき思った。
私にも人から羨まれることがあるんだ。

GWに地元の友人に上記の話をした。
なんか僻みのような言い方で言われたり、たまに当たりがきついんよね、と漏らした。過去にも何度か似たようなニュアンスで言われたことがあることも話した。
友人は、「あんたみたいになりたいんちゃう?上司に良くしてもらって、やりたいことどんどんやる性格が羨ましいんちゃう?あんたのこと嫌いっていうよりそっちやと思うわ!」と言った。
私のことを羨ましい?どこがやねん、と思ったしそのままを言った。


何が言いたいかというと、「自分なんて」って思ってる人でも絶対どこかしら人から羨まれる部分は持ち合わせていると思う

自分1人の時間が少ない主婦からしたら、好きな時に寝れてローソン縛りのインスタント食品でビール飲んでるだけで心底羨ましいと思うだろう。


日々普通に生きてるだけと思っている人(私自身)でも、角度を変えてみると魅力はたくさんあるはず


愛嬌がある/笑顔がいい/結婚している/一人暮らししている/自立している/1人の時間がある/寝たい時に寝られる/家族がいる/両親がいる/信頼できる人がいる/子供がいる/兄弟姉妹がいる/彼氏がいる/彼氏を必要としない生き方/感性豊か/好きなことがある/好きなことを好きと発信できる力/文才がある/積極的な性格/繊細な性格/人の優しさに気付ける/人に優しくできる/思ったことを言える/思ったことを踏みとどまれる/自然豊かなとこに住んでいる/都会に住んでいる/自分の時間がある/自分の時間を自分のために使える/食べたいお菓子をいつでも買える/笑える/仕事がある/これから好きな仕事を探せる/若い/人生経験が豊か/歩ける/目が見える/耳が聞こえる/入院して千羽鶴を折ってくれる人がいる/お見舞いに来てくれる人がいる/目標がある/自由がある/選択肢がある


もう書ききれないけど、みんな自分にとっての当たり前があり、それを人から羨ましいなんて思われてるなんて気付けないだろう。誰もが少なからず上記に当てはまっていることはあるんじゃないのかな?

といっても自分もまだ人のことを羨ましいと思う時があるし、それに悩まされる日々を送ってきたこともあった。その時に読んだ本で一番しっくりきた答え。

今の自分を捨てることができるか?

例えば可愛くなりたい人。
明日、スーパーモデルや石原さとみになれるとする。
でも明日から、私の両親だった人は両親でない。友達だった人は友達でなくなる。自分が存在していなかったようになる。両親の元には違う誰かが娘として存在する。友達の隣には違う私がそこにいる。全てを捨ててもその人になりたいか?私はNOだと思った。そう思ったら、人を羨む心は軽くなった。別にその人自身になりたくないから。華やかな生活に慣れるまで一瞬かもしれない。でも嫌だと思った。

今の自分がつまらない存在だと思った時に、もし友達が私と同じ苦悩を私に相談をしたと仮定して、なんて声をかける?

こんないいとこあるやん!羨ましい!って思うところは少なからず存在すると思っている。そう思って自分を励ます時がたまにある。


なんか空も悪天候で心も晴れない今。
そんなことを思い出し、考えていた。


読んでいただいてありがとうございました。

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