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【脱スマホ②】スマホ断ち始めたよ(目を覚まそう編)

こちらの記事の続編になります。



購入した本はこちら。


30日のうち、約10日経ちました。

かなり意識変わりまして、スマホ使用時間は減りました!

同じように、ちょっとスマホから距離を置きたいと思っている方はオススメの本です!


私の目指すスマホ断ちは、


・目の前にあるやりたいことを第一に考える
・無意識にスマホを触るクセをなおす
・歩きスマホしない
・無駄に検索、詮索しすぎてストレスを増やさない
・使用時間を減らす
・睡眠前にはなるべく触らない


完全に断つことは求めてなくて、無駄にネットショッピングをしたり、気づいたらもうこんな時間!みたいなのを防ぎたく始めました。


今回は本の一部をご紹介させてください。




親愛なるスマートフォン

はじめてあなたに出会ったときのことは、今でもよく覚えている。
(略)
あなたを手に入れたら、そこから一気にいろんなことが起きた。
どこへ行くのも何をするのもあなたが一緒。
あなたがシャワーまでついてきたがるのを、最初は変だと思っていた。
けれど、それは始まりに過ぎなかった。
ひとりで過ごすのが当然だった時間は、どんどんふたりの時間になっていった。
(略)
今の私はあなたなしでは生きていけない気がする。
だからこそ、どんなにつらくてもこう言うしかない。
あなたとはお別れしなければならない。

スマホ断ち
30日でスマホ依存から抜け出す方法
キャサリン・プライス
笹田もと子(訳)


スマートフォンへの手紙、と題した始まりに私は完全に心奪われて笑ってしまった!
スマートフォンはまるで恋人だという、海外の方だなーと思わせるようなジョークから始まっていて、実際3ページほどあるんですがすごくおもしろい。


こちらを書かれたキャサリン・プライスさんという方は、ニューヨークタイムズ紙など多くの新聞や雑誌で活躍されている化学ジャーナリストとのこと。

翻訳もすごくおもしろいなーと思ったんだけど、こちらの笹田もと子さんという方は、兵庫県出身の神戸市外国語大学を卒業されている。


あなたのスマホ依存度は?


  • 気がつくと、思った以上の時間をモバイル機器やスマホに費やしている。

  • スマホを遣う時間を少しでも減らしたい。

  • 食事の時は、スマホが料理の隣にある。


このような感じで合計15個の質問があり、依存度診断がある。
私は7個当てはまっており診断結果は以下。

5~7個 衝動的で問題のある使用パターンに陥っている可能性がある

8個以上 行動嗜癖の専門家や医療機関への相談を検討しましょう

とりあえず、ギリギリ医療機関のお世話にならなくて済みそう(笑)


ここからアメリカのスマホ事情が書かれていて、ここもかなり興味深い内容だった。


第一章 目を覚まそう


スマホは依存させるようにできている

スティーブ・ジョブズも、ビル・ゲイツも子供にデジタル機器を持たせなかった。
グーグルの元プロダクトマネージャーであるトリスタン・ハリスは、「こうしたデバイスが人々の心を操るように設計されており、人を丸めこむ手管にどんどん磨きをかけている。」という。
iPhoneの生みの親であるジョブズが、自分の子供たちに自社製品を限定的にしか使わせなかったのは、おそらくそれが一因だろう。



してやられてるやん!って悔しくなった(笑)


ビル・ゲイツも自分の子供たちには14歳になるまでスマホを持たせなかったらしい。

そこから依存のからくりだとか業界の手口などが書かれており、製品開発の仕事に携わっていることもあって、かなり楽しめた。
ものを売るために、人間の依存傾向をしっかり調べつくされているのだなと。


以下、私がほほぉー!!!と思ったところの一部を抜粋してみました。

ハズレに燃える

人にスマホを何度も仕向けるには、毎回なにかいいことが待っているようにするのが一番だと思うかもしれない。
実は私たちが夢中になるのは一貫しているときではなく、むしろ予測がつかないときなのだ。あることが起きるとわかっているが、それがいつ起きるのか、そもそも起きるかどうかもわからない状況にのめり込む。

noteでいうところの、
スキがついているのかな?
フォローしてる方の記事がアップされてるかな?
といったワクワク感でしょうか。


SNSが無料である理由

ジャンクフードと同じで、途中でやめることが難しい。
たとえ、このまま摂取しすぎると気持ちが悪くなりそうだ、と気づいたとしても。
世界規模の画像の見せあいを、開発者がこぞって手助けしているのは、人助けの精神に触発されたからではない。
私たちが顧客ではなく、広告を出す企業が顧客であり、売買されているのは私たちの注目だ。
私たちがフェイスブックやインスタ、マッチングアプリなどをみる時間が長くなれば広告主の投稿や広告が個々人の嗜好にそったものになり、利益をもたらすことになる。

分かってるつもりだったけど、
改めて聞かされると悲しくなる(笑)


マルチタスクの幻想

スマホ擁護派の主張によくあるのが、スマホのおかげでマルチタスクがやりやすくなり、効率が上がったという意見。
いわゆるマルチタスク(注意が必要なふたつ以上のタスクを同時にこなすこと)というものは、実は存在しない。
脳は認知力が求められる作業を、ふたつ同時に遂行することができない。
(皿洗いしながらニュースに耳を傾けることはできるが、これは一般的に考えられるマルチタスクではない。一方が注意を必要とするものではないからだ。)

私はニュースすら頭に入らない…


これらはすべて第一章の内容。
第一章を読んだだけで私はスマホ断ちしたくなった。


プロジェクト開始の章からは、毎日少しずつ課題が課せられていて、無理のないペースでスマホと距離を置けるような仕組みになっている。


もうすぐプロジェクトの中間になるので、そのタイミングでまたお知らせさせてください!

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