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Photo by
ashikari
お皿洗いに向き合えない
自炊の魅力は何度か語っている。節約になるし、職場でチヤホヤされるし、慣れれば意外と楽なので、継続できている。
しかし、お皿洗い。ああ、お皿洗い。僕はあなたを好きになれない。ごめんなさい。
どのようにマインドコントロールすれば、お皿洗いに積極的になれるのだろう。
食事の後すぐにお皿洗いをすればいいと分かっているのに、台所にお皿を置くと、僕の体はソファに吸い込まれてしまう。
放置されたお皿は日に日に溜まり、フライパンや炊飯器も合流して、シンクから溢れ出さんばかり。自炊に使うフライパンや料理をよそうお皿が未洗いのために準備できなくなって、ようやく洗剤を手に取る運びとなる。
自動食洗機が欲しい。
だけど、お金がない。
それに、少し性根が潔癖でアナログタイプな人間でもあるので、自動食洗機への懐疑心を抱いている。大して調べもしてないが疑いの目を向けている。本当にちゃんと汚れを落としてくれるのか。メンテナンスが面倒じゃないのか。
優秀な食洗機セールスマンが突如僕の前に現れて、流暢に営業をかけてほしい。
料理を作ってくれることよりも、洗濯をしてくれることよりも、お皿を洗ってくれることに実家のありがたみを感じている。この面倒な作業を、毎日、毎日。本当にすごいなと一人暮らしをしている今、思う。
お皿洗いを面倒くさがっているうちは、本当の自炊マンにはなれていないのかもしれない。
緩やかに、無理せずに自炊を楽しみたいと思っているが、お皿洗いのストレスを克服することで、より一層自炊へのモチベーションが上がるに違いない。その時が来るまでは、しばし我慢しなきゃいけないようだ。
今日もまた、食べ終えたお皿をシンクに供えた。
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