おざき

空腹

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  • エッセイ・小説

    今までに体験したことや、そこから芽生えた感情を記したエッセイや、作り話をまとめています。

  • 日記(つぶやき)

    日記もしくはつぶやきをまとめています。

  • 詩と名乗っていいのかは分かりませんが、僕の気持ちを綴ったものは、誰の許可を得るものでもないと思うので、詩と呼ばせていただきます。ということで、詩をまとめました。

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丁寧な暮らしと筋肉について

 丁寧な暮らしには、定期的な頻度で憧れる。  たとえば、以下のような朝の過ごし方をしたい。  朝6時に小鳥のさえずりで目を覚ます。  カーテンを開いて日光を浴びる。  それから洗面台で顔を洗ったあと台所に向かい、ミルで粉にした豆をドリップして、サンドイッチかなんかと頬張る。  パリッとした格好に着替えて身支度を整えた後は、文章を書いたり本を読んだりして、家を出る時間まで優雅に過ごす。  実際の朝の過ごし方は以下の通りである。  朝6時にアラームの騒々しい音で一度は目を

    • 下諏訪・上諏訪

       日帰りで諏訪に行ってきた。諏訪は長野県にある。諏訪湖や諏訪大社は全国的に有名かと思う。  まず自宅の最寄りから立川まで1時間、そこから特急あずさに乗ること2時間、下諏訪に辿り着くまでに計3時間である。大阪のほうが地理的に近いのではと錯覚する所要時間だった。新幹線は早いんだなぁと尊敬の念を覚えた。  特急の中では、立川の駅ナカにあるおにぎり屋で買った高菜明太おにぎりを頬張ったり、昨日買った折坂悠太さんの詞集を読みながら、旅情を沸々と作り上げていた。車窓に広がる山梨の盆地風景

      • 小説のコンクールに応募することに決めました。そのためnoteの更新が途切れがちになるかもしれません。サボりではありません。文章書くのが好きです。note始めてもっと好きになりました。30になる前に何か一つ成果を出したいと考えています。まずは頑張ることを頑張りたいです。

        • 子供の頃の胸の痛み

           小説などを読んでいると、子供の頃の感覚を思い出すことがある。子供が主人公で、学校に行ってたり、家で親や兄と話していたり。子供の感情が克明に描かれているシーンを目にすると、たしかに自分が幼い時も同じように喜んだり悲しんだり、感情を昂らせていたなぁと思い出す。  中勘助の『銀の匙』をこないだ読んだ。自伝的小説で、愛情深い伯母さんと過ごした少年時代の思い出が描かれている。不安定な気持ちを抱く少年の感情の機微や、目に映る風景の輝かしさが、時代が全く異なるにもかかわらず自分が少年の

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        丁寧な暮らしと筋肉について

        • 下諏訪・上諏訪

        • 小説のコンクールに応募することに決めました。そのためnoteの更新が途切れがちになるかもしれません。サボりではありません。文章書くのが好きです。note始めてもっと好きになりました。30になる前に何か一つ成果を出したいと考えています。まずは頑張ることを頑張りたいです。

        • 子供の頃の胸の痛み

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        記事

          CoCo壱で15辛を食す

           職場の先輩で、辛いものを愛してやまない人がいる。その人と仕事でペアを組んでいた時は、1ヶ月に一度、昼休みに辛くて有名な店に行く慣例があった。ラーメン屋の中本の北極ラーメンや、紅という府中のラーメン屋の鬼紅ラーメン、陳麻婆豆腐の大辛など、あらゆるお店の激辛商品たちを制覇してきた。先輩はいつも涼しげな顔で「うめぇうめぇ」と勢いよく平らげていたが、僕は汗と鼻水で顔をくちゃくちゃにしながら何とか完食していた。  当然、CoCo壱の激辛カレーにもチャレンジことがある。10辛が最大の辛

          CoCo壱で15辛を食す

          7/5 飲み会で出たコース料理の数が少なすぎて、食いしんぼう真っ盛りの自分は飲み会の解散後に1人でラーメン屋に入った。コッテリとした家系ラーメンである。お酒を飲んだ後、日付が変わる直前に食らうラーメンはこんなに美味かったのかと、いま独り、電車の中で感慨に浸っている。

          7/5 飲み会で出たコース料理の数が少なすぎて、食いしんぼう真っ盛りの自分は飲み会の解散後に1人でラーメン屋に入った。コッテリとした家系ラーメンである。お酒を飲んだ後、日付が変わる直前に食らうラーメンはこんなに美味かったのかと、いま独り、電車の中で感慨に浸っている。

          目標を何度も植え替える

           年初めとか月初めになると、「心機一転さあ頑張るぞ!」と張り切りたくなる自分がいる。せっせと目標などを箇条書きで書いてみたりする。たとえば毎朝6時に起きるとか、肉体改造に着手するとか。  やる気が芽生えるのは結構なのだが、それが長続きしたためしがない。格好よく言えば「百戦錬磨の三日坊主」が僕である。  noteの毎日投稿を始めて数ヶ月くらいは、月初めになると「今月の目標」と題して5,6個の目標を掲げていた。匿名の文章表現者が無数に泳いでいるnoteにさらけ出されるという意識

          目標を何度も植え替える

          ラッコに癒されるin鳥羽水族館

           こないだの土日は三重県を旅していたのだが、そのメインイベントとして、鳥羽水族館に行くことにしていた。  鳥羽水族館のすごいところは、日本で唯一ジュゴンの飼育や展示をやっていたり、ラッコを見ることができたり(ラッコが見られる水族館は鳥羽水族館と福岡にあるマリンワールド海の中道だけである)、他にもスナメリやマナティー、スナドリネコなど珍しい生き物をたくさん見られることである。飼育種類数は1,200種類で日本一だという。  9時の営業開始より前から入場口に並んだ。目的はラッコ

          ラッコに癒されるin鳥羽水族館

          鹿島鉄道の足跡

           僕が職場で親しくしている人たちは、ニッチな趣味をお持ちの方が多い。  最近は頻度が低くなってしまったが、僕を含めて4人で「団地部」という非公認の部活を結成し、関東の団地を巡る催しをたまに開いている。  先週末、その団地部のメンバーで、茨城を巡ることになった。ただ今回の目的は団地ではなく、鹿島鉄道の廃線跡を辿ることであった。  鹿島鉄道は鹿島参宮鉄道時代から含めると大正期の頃から2007年まで運行していた鉄道で、茨城県の石岡から鉾田までを結んでいた。  元々輸送収入は厳し

          鹿島鉄道の足跡

          7/1 三重県を訪ねています。初めての伊勢神宮は圧巻でした。外宮と内宮を巡りましたが、鳥居を抜けた瞬間に涼しい風が吹いてきて、空気が変わったように感じました。思わずお賽銭の金額も、いつもより弾んでしまいました。今まで見守っていただき、ありがとうございます。

          7/1 三重県を訪ねています。初めての伊勢神宮は圧巻でした。外宮と内宮を巡りましたが、鳥居を抜けた瞬間に涼しい風が吹いてきて、空気が変わったように感じました。思わずお賽銭の金額も、いつもより弾んでしまいました。今まで見守っていただき、ありがとうございます。

          立体Suicaペンギンケーキ

           Suicaペンギンの形をしたケーキがあることをご存知だろうか。  こないだ、お付き合いしている彼女の誕生日だったので、お祝いとしてSuicaペンギンのケーキを購入した。  どこで買えるのかというと、池袋にあるホテルメトロポリタンのケーキ&ベーカリーショップで買うことができる。  顔だけを形どったケーキもあれば、胴体も再現されたケーキも売っている。僕は後者を購入した。夕方に買いに行ったので売り切れてる可能性も憂慮していたが、無事に買えた。  彼女の家まで大事に箱を抱えて帰

          立体Suicaペンギンケーキ

          放課後の水曜どうでしょう

          『水曜どうでしょう』という北海道のローカルバラエティ番組にハマったのは、高校2年生の時である。  きっかけは、当時僕が在籍していた写真部の後輩として、水曜どうでしょうの熱狂的なオタクが入部してきたからである。  彼は、メールアドレスを水曜どうでしょうにちなんだ文字列にしていたり、当時は僕の住むエリアでは東京MXとテレビ埼玉とテレビ神奈川とBS朝日で水曜どうでしょうの再放送をやっていたのだが、その全てを欠かさず録画して視聴していたり、大泉洋のモノマネレパートリーである人物た

          放課後の水曜どうでしょう

          そろそろ本気出そう

           タイトルの通り、そろそろ本気を出そうと思い、この文章を書き始めた次第である。何に対して本気を出すのかは、明確には決まっていないのだが、ざっくり言えば、生きることに対してもう少し本気で向き合いたいと考えている。  朝起きてすぐ、移動中もずっと、そして寝る前のひと時にも、いつでもスマホに齧り付く習性というか、スマホ依存的な体質を、なかなか克服できずにいる。スマホを見ることで罪悪感が強く胸を締め付ける。また無駄な時間を過ごしてしまったと思う。  無駄な時間というものは本来嫌いで

          そろそろ本気出そう

          朝の失敗がつきまとう

           最近は夜が蒸し暑くて、なんだか寝心地が悪い。寝苦しくて夜中に一度目覚めた。あまりに喉が渇いていたので、これはまずいと思って冷房をつけた。電気代がもったいなくて今までは窓を開けるだけで対処してきたが、命を保つためにはやむを得ない。それからは冷房の涼しい風を感じながらすやすやと眠れた。  朝は少し早起きをした。シャワーを浴びたり朝ごはんを食べたり、いつものルーティンをこなしていった。洗濯物を昨日から干しっぱなしだということに気づいたので、ベランダから室内の物干し棒に移した。な

          朝の失敗がつきまとう

          プラネタリウムで必ず寝てしまう

           僕の潜在意識が断定しているのかもしれない。プラネタリウムは寝るところである、と。  星は好きである。無数の星を繋ぎ合わせて、動物や神話の登場人物に連想させる想像性にはわくわくする。無限に広がる宇宙の可能性についても考えるだけでドキドキが止まらない。星は、宇宙は、神秘である。  だからプラネタリウムも好きである。ドーム型の暗い空間で、視界いっぱいに浮かぶ星の海。優しく包み込むようなナレーションの声。リクライニングの椅子を目一杯後ろに倒して、40分間の天体観測。  心地よ

          プラネタリウムで必ず寝てしまう

          6/25 ここ数日は朝から夜遅くまで外出しており、ちょっとした文章しか書く時間がなくて、なぜか罪悪感を抱いてしまう。しかしそれはつまりはエッセイを書くのが習慣になっているということなので、良い傾向だと思う。 今日は茨城方面のいろいろな場所を巡っていたので、これは後日に記したい。

          6/25 ここ数日は朝から夜遅くまで外出しており、ちょっとした文章しか書く時間がなくて、なぜか罪悪感を抱いてしまう。しかしそれはつまりはエッセイを書くのが習慣になっているということなので、良い傾向だと思う。 今日は茨城方面のいろいろな場所を巡っていたので、これは後日に記したい。