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AY
2023年10月8日 03:00
でっかい夢を持っている自分が好きだった。叶いっこないと周りが諦めていく中、馬鹿みたいに子供な私は、がむしゃらに夢にしがみついていた。そんな童心を忘れない自分が、好きだった。秋風に吹かれながら哀愁が深まっていく、10月。私は残りわずかな21歳を過ごしている。子供であることと童心を抱くことは、全く別種である。世の中にいる、年を取っただけの人間の多くは、童心を忘れないという言葉を