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大学受験専門塾の立ち上げの全体像③〜教室長・学生講師採用編〜【大学受験塾開業#8】

こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。

今回も大学受験専門塾の立ち上げの全体像を書きたいと思っています。パート①と②はこちら!

前回、前々回でビジネスモデルや指導モデル、立地・物件などを書いてきましたが、今回は開業に必須の人の部分を書いていきたいと思います。

個別指導塾を開業するために必要な人は

・教室長
・学生講師

になります。それぞれをいかに優秀な人を採用するかが非常に重要になります。どちらも優秀な人材が採用できれば、正直成功は約束されていると考えてもいいなとも思います。

ということで、今回は「教室長・学生講師の採用」について記事を書きたいと思います。

この記事を最後まで読んでもらうと、教室長・講師の採用方法を理解していただけるかと思います。

教室長の採用について

まずは教室長の採用についてですが、こちらは大前提ですが独立開業の場合は教室長は採用するのではなく、自身で実施することをおすすめします。

別の事業をされているという場合であっても、小規模の企業であればまずは社長自らが新しい事業の現場最前線に立ってもらいたいなと思っています。

自分自身でやることでたくさん見えてくるものがある

弊社アクシブアカデミーでも社長や私は基本的に現場に入っていません。ただ、この記事を書いている2022年に社長の鈴木が豊橋カルミア校で現場に入りました。そうすると、今まで見えてなかったことがたくさん見えて、新しい改革がたくさんできています。

トップは多くの場合は現場でも優秀なプレイヤーです。ですので、トップが現場に入ることによってより良い形を作っていくことが可能です。

独立開業は小規模の企業であれば、トップが一番優秀であることがほとんどですので、まずはトップ自らが現場に入り、どうすることが正解なのかということを本気で考えるということは非常に大事です。優秀なプレイヤー自身が形を作ることでより良い形を作っていけます。

採用せずに自身でやる方が利益が早い

このブログでも何度もお伝えしていますが、塾開業で成功するためには単月黒字化をいかに早くするかということが大事です。

ですので、まずはトップ自らが現場に入り単月で黒字化をするということを何よりも考えていきましょう。1教室だけでも年収で1000万以上は十分稼げるので、教室長は雇わずにまずはそこを目指すのもいいと思います。

トップならいくらでも働ける

成功するためには、たくさん働くということも必要だと思います。社員だと週に基本は40時間しか働けないという法律がありますが、社長にはありません。だからこそ、できる限り量をこなしてそれを効率化するという考えで進めてもらえればと思っています。

競合は社員がやっているというケースが多いかと思いますので、その教室長たちには経験で勝てていないとしても、労働時間が1.5倍であれば基本負けません。

最初はたくさん働いて、教室を軌道に載せましょう!

採用するにはどうしたらいいか?

では、採用するにはどうしたらいいかという問題ですが、既存事業などがありトップ自らできないという場合であれば法人であるケースが多いと思いますので、まずはdodaやマイナビなどで求人広告を出すのが最初かなと思います。

ある程度規模のある会社で、新規事業立ち上げのような形で広告を作ればそれに興味を持ってきてくれます。すごく優秀というケースは少ないかもしれませんが、ある程度経験があったり、ポテンシャルがあったりという方は採用できると思います。

1回の広告で30万〜50万程度かかってしまいますが、採用するには必要経費かなと思います。

既存事業からのスライドはどうか?

既存事業から社員をスライドさせるということはいいと思います。その時に意識してほしいのは、可能な限りエース級を入れるということです。

新規事業を立ち上げる際はどんなビジネスでもエース級を入れないとうまくいきません。できればトップ自らがやる方がいいです。

間違えても、学歴が高くて頭はいいけど、ビジネスは苦手という人を担当者にするのだけはやめるようにお願いします。

学生講師の採用について

学生講師に関しては大学受験専門の個別塾であればそこまで困ることはないかなと思います。

というのも、旧帝大クラスの難関大に通っている生徒は大学受験を本気で頑張ったというケースが多く、その経験を活かして働きたいと考えています。

ですので、小学生中学生を教えるよりも高校生・大学受験生を教えたいという思いが強いです。そうすると、高校生の個別塾は一番ニーズにあっています。ですので、応募はある程度あると考えてもらってもいいと思います。

講師募集は何をすればいいのか?

講師は集まりやすいという話ですが、そうは言っても何かしら施策をしなければ問い合わせは来ません。どのような募集方法を行えばいいかを解説していきます。

良い講師を採用するためには、応募数が正義ですので、さまざまな方法を駆使してたくさんの応募を獲得するようにしていきましょう!

①塾講師のポータルサイトを登録
第一はポータルサイトに登録して募集を募ることが効果的でしょう。

ポータルサイトで最も問い合わせが多いのは

「塾講師ステーション」

となります。正直、学生講師を集めるにはこのサイトだけでもいいと思います。SEOなどが非常に高く、他のポータルサイトより数倍の問い合わせが来ていました。年間契約量が3万円程度かかり、採用すると5万円程度かかるというのが標準なので、少し費用はかかてしまいますが早めに良い人材を採用できるということで、塾講師ステーションはおすすめです。

②採用サイトを作る
現在はengageやAirworkなど自社の採用サイトを無料で作れるというサービスがあります。今までは自社のサイトで採用の内容など発信していたかと思いますが、今は無料で作れるサービスがあるので、そっちでいいかと思います。

直営ですと、engageとAir work
を使っています

これらのサイトを使うとindeedなどにも勝手に掲載されるようになりますので非常に使い勝手がいいです。

公式HPに講師募集のバナーをつけて、これらに飛ばすということでも活用できるかと思います。

この採用サイトは集客ができるというわけではなく、HPやYouTubeなど別の媒体で自塾を知って、ここで働きたいと考えて検索した結果このサイトを訪れるという感じになります。

ポスティング
ワンルームマンションや大学の寮へのポスティングなどを行うことも非常に効果的です。

大学の近くのワンルームマンションはその大学の学生が住んでいる可能性が高いので、積極的にポスティングをしていきましょう。

また、大学の寮などにポスティングも効果的です。寮に住んでいる講師がいればアルバイトとしてポスティングを頼むということも良いと思います。

④講師からの紹介
講師からの紹介も重要です。1人採用中5000円や1万円のインセンティブを渡しても採用費としては安い方です。

良い講師からの紹介は良い学生であるケースも多いので、どんどん紹介を促進することはおすすめです。

ただ、注意点としては、紹介だからといって微妙だなと思っても採用してしまうということです。気をつかって採用するケースでいいことはありません。

ですので、紹介してもらったとしてもしっかり面接して、落ちる可能性もあるからそれだけは伝えといてねと紹介してくれた講師に伝えておくことが重要です。紹介だからといって、採用基準を変えないようにしましょう。

学生講師の採用基準などはまた別の機会に記事にしたいと思います!

まとめ

今回は教室長・講師の採用について書いてきました。

教室長はできる限りトップやエース級社員がやるということがまず重要で、新しい方というよりも実力がわかっている方が行う方がうまくいくと思います。

講師に関しては、応募数が正義です。そのためにはたくさんの媒体を使ったり努力をすることが大切です。塾講師ステーションを使えばある程度集められるかと思いますが、別の媒体もしっかり実施していただければと思います。

大学受験専門塾の立ち上げの全体像③が終わりました。次の④は集客編をやろうと思います。そこで、この全体像シリーズは一旦終わり、細かいことをどんどん書いていこうかなと思っています。

それでは、次回もお楽しみに〜

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