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Another Day of Sun

年内の仕事は昨日で終了した。
年末の年末に重めの対応があり、最後の最後までバタバタした最終日だった。
無事に終われて良かったという安堵感と、そんなこともあるさという気持ちで、
年末年始休暇の1日目を過ごしている。

少し遅めに起きた今日の朝、久々に綺麗な太陽をみた気がする。
日の出の時間が遅いこともあるが、ここ数日はどんよりした天気の朝が多かった。
起きた時の天気で1日の気分が左右されるなんぞ、
センクスハートの鍛錬がまだまだ足りないのである。

いや、鍛錬云々の前に人間というものはそういうものなのかもしれない。
決してロジックだけで生きていけるわけではなく、
意思を決断する要因の多くは感覚であり、
スーパーオリジナルなONOREの感覚とどのようにお付き合いできるかが、
毎日を快適に過ごすロジックなのかもしれない。

そんな中で、
ミスターセンクスの朝はこうであろうという暗示のような映画紹介ターイム!
パチパチパチ!!

La La Landの冒頭シーンである。
昨日のBaby Driverと同様、冒頭で持っていかれる感がすごい映画である。
冒頭が映画のピークかのようなこの映画の手法は決してメジャーではないが、
この持っていかれる感により、映画の世界にすっかり没入することができる。

いきなり現実的な話!
最初にピークを持ってくるという手法であるが、
私も企画プレゼンなどがあった際によく使う手法だ。
課題があって仮説があって結論という一般的な企画セオリーはすでにメジャーで、
作者としても作っていて安心感があるが、
読み手としては同じストーリーをずっと読まされているようなものである。
付き合いたてのカップルが迎えるマンネリよりもたちの悪いネチネチ感である。

そこで流れを変えてみる。
最初に結論バーン!である。
そこからその理由を述べてゆけば良い。
その結論がインパクト大であればあるほど、
読者の没入感は大きなものになる。

この手法で私は企画コンペに受賞しているので、
この手法が悪くないことは言うても言うまでもない。

話は映画に戻るが、
La La Landとはロサンゼルスの俗称であり、
現実離れしている状態を意味する。

渋滞のロサンゼルスの道で踊り狂っていること自体が現実離れしているが、
ロサンゼルスの道を封鎖して撮影してしまうことも現実離れしている。
カメラを止めるな!ではなく、ロスの道を止めるな!なのである。

俗世からちょっと浮いた存在を極めていくミスターセンクスとしては、
毎日がこの映像のような状態であれば良いと思うのである。
大事なのは没入であり酔倒である。

何に?当然だ。ミスターセンクス自身に。である。

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