賞金首キャンペーンを開催
今朝ランニングしていたら、とんでもないアイデアを思いついてしまった。
ふと頭にWANTEDポスターが浮かんで、
会社で賞金首キャンペーンをやるしかないと思ってしまったのだ。
バウンティーハンターを増やすしかない。
バウンティーハンターといえば西部劇を想像する。
賞金首を求めて移動する流れ者のガンマンだ。
だいたい賞金首は悪いやつで、
早撃ちとか言ってバキューンとやった後、
バカボンに出てくるような保安官に死体を引き渡し、賞金を稼ぐ。
驚いたのは、アメリカでは現代でもバウンティーハンターは存在するらしい。
犯罪大国アメリカでは犯罪を起こすと、
解放されるために保釈金を払うケースが少なくない。
保釈金というものは非常に高額らしく、
保釈保証業者が建て替えるのが一般的らしい。
立て替えてもらったら払わなくちゃいけないのだが、
高額ゆえに踏み倒しちゃう犯罪者が多い。
そこで登場するのはバウンティーハンターで、
保釈保証業者に代行して踏み倒し犯罪者を見つけ、
生け捕りにして引き渡す。
すると保釈金の10%くらいをもらえるという事だ。
一見すると取り立て屋と同じじゃんと思うが、
相手は犯罪者である。
バウンティーハントについての法律もきちんと整備されており、
元探偵や警察官がその職についているという。
感心しすぎて前段が長くなってしまったが、本題に入る。
これを企業に転用しようと思ったのが私のアイデアだった。
忘れていた。
バウンティーハントは悪者を捕まえる仕組みだが、
これガチャガチャポンしてみる。
これは社内キャンペーンだ。
企業にとって欲しいものを賞金首にする。
例えば、新規クライアント。
例えば、新規案件。
WANTED!新規クライアント!
報奨金:受注額の10%
期間:2019年8月1日〜8月31日に受注した案件。
どうだろうか。
このダイレクト感。
売り上げに貢献してやったぞ感。
営業だったら相当燃えると思う。
8月に1000万受注したら、
集計後9月には100万円報奨金が支払われる。
しかしこれではつまらない。
頑張ればなんとか達成できそうな目標が一番燃えるわけであるし、
企業としても易々達成されてしまったら困る。
経営課題となっているものをルールとして決める。
利益率を改善したい場合は、
「外注比率30%以下でなければならない」
生産性を向上したい場合は、
「受注後1ヶ月以内に納品しなければならない」
コミュニケーションを活発化したい場合は、
「報奨金を使って関係者全員で飲みに行く事」
社員の狩の本能を呼び覚まし、
ゲーム感覚で挑んでいるうちに会社の課題が解決される。
うまくいけば。
経営サイドからすれば、ルールは決めやすいはずだ。
今までの平均外注比率よりも5%改善した比率を設定する。
受注金額に対する製造期間よりも1週間早い期間を設定する。
これ、やってみたいのである。
そして私は稼ぎまくりたいのである。