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有印悪品

世の中にはさまざまなブランドがある
価格は品質のバロメーターとよく言うが
ブランドロゴも品質のバロメーターである
ブランドが品質を担保するということは
消費者との信頼関係を築いてきた結果だ

逆にブランドが何もついていないと
WAREWAREは一気に不安になったりする
TOP画像の製品はブランド名がないが
購入したいとは思えない
そして面白いことに
この製品が歯磨き粉なのか洗顔なのか
はたまた豆板醤なのかは誰もわからないのだ

現代において印というものは非常に重要であり
未だ消費していないナニかを手に取る段階では
TOTTEMOトーテムになるのである

無印良品というブランドがある
無印だというのにブランドであるという
その皮肉じみた何かが面白い

無印良品は「しるしのない良い品」を表し
「これがいい」より「これでいい」をコンセプトとする
ミスターセンクスも無印良品の商品をいくつか持っているが
確かにこれでいいよねという品質の商品が多く
満足感の高いものとなっている

人は期待以上のものにサプライズし
喜びを感じるわけだが
その点において無印良品という言葉と
お値段以上という言葉は似通っている

コスパの良さというものがしばらくの間求められた
その中でミスターセンクスが可能性を感じるのは
その全く逆の価値観であり
有印悪品というブランドであるが
評価ばかり良くて実が伴わないそのブランドは
すぐにその本質を見破られて
印さえも失う結果となるだろう

ミスターセンクスというブランドを持ちながらも
上品なエロを提供できていないという
昨今の状況と全く同じである

目覚めるのよセンクス
そして向かうマンクスの世界へ
チンカス!!!

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