ドアパンマン2

タイトル画像の通りである
相手の車を爆破してやりたい気持ちだ
消化器から噴射されるナニかのように
ミスターセンクスティックから
白いナニかを噴射して差し上げよう

ミスターセンクスといえばアバ郎だが
今回被害に遭ったのはまたもや
セカンドカーのアバラーである

またもやと言うのも理由があって
数ヶ月前にドアパンを食らったばかりなのだ
数ヶ月前のパンパンは青い車
今回のパンパンは赤い車である

なぜ相手の車がわかるか
隣にその車が停まっていたから
そんなわけない
ベットリと塗料がついているからである

それにしても加害者の気が知れない
相手の車に塗料がうつるほどのドアパンをして
なぜ平然とその場を去ることができるのだろうか
結構ガツンとぶつけないとそうはならないはずで
ご本人としては確実に自覚があるはずである

ちなみに前回の青いドアパンについては
恥ずかしいのでプロに頼んで塗料を落としてもらった
塗料は落ちたが目視で確認できるくらいに凹んでいる
犯人が名乗り出るわけもなく
完全なる泣き寝入りである

こういう時センクスが思うこと
その人は過去にドアパンをされた経験があって
同じように名乗り出ることもなく
当て逃げ泣き寝入り状態になったのだろうと
つまり被害者だったのだ

しかし同時にこう思う
自分がやられたから誰かにやってもいい
その思考では世の中はちっとも良くならない
負の連鎖がおこるだけである

実はミスターセンクスも最近
会社で隣の車をドアパンしてしまった経験がある
ドアパンというよりは
ドアタッチくらいぼやつ

ミスターセンクスは普段圧倒的ドアパン被害者だが
された方の気持ちがわかるから名乗り出た
当ててしまってごめんなさいと
幸い相手の車に傷もなく
全然気にしないでと許してくれた

そんな出来事があった数日後に
ドアパン当て逃げ泣き寝入りに出会うとは
この世は無情である

どうせ今回も名乗り出てくることはないだろう
早めにプロに修理を頼んで
愛車を綺麗にしてあげたいところである

心当たりがある青い車のあなた
心当たりがある赤い車のあなた
車も心も傷ついています
今からでも名乗り出てください

名乗り出てもらえれば
あなたの車を爆破します
名乗り出なくても
爆破します

ミスターセンクスの芸術も
爆破するのです！！

発破！
ハッパ！
ガンジャー！