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師走と早起き

ミスターセンクスが早起きできなくなる原因は2つ存在する。
1つは隣で美女が寝ている時。
もう1つは寒い時である。
この2つの要素が同時に起きたら、
寝坊どころか1週間ほどベッドに篭ることになるであろう。

それにしてもベッドから出るのが本当に苦痛な時期である。
美女の魅力には抗うことはできないので、その点についての解決策は存在しない。
寒くなるとベッドから出られなくなる理由は一般的にいくつか語られている。

「寒い室内よりもぬくぬくのお布団の方が快適」
適温から適温外に環境が変わることに対して、
人間は肉体的・心理的ストレスを感じ、
なるべく避けるようにするらしい。

気温という要因のほかに、太陽の問題もある。
冬は日の出が遅く、太陽の光が相対的に弱いのだそうだ。

つまりよくあるような、
パッとベットから出てカーテンを開け、
チャクラに太陽の光を当てて良い朝を迎えると言ったような光景は、
これからの季節においては、もはや夢のまた夢なのである。

意味がわからないのは、
なぜ師走の忙しい時期がこんなに寒いのかということである。
目覚めが良ければ1日を快活に過ごせるわけで、
おそらく活動の生産性も高くなるだろうと思うのだ。
これは個人レベルの視点であるが、
日本全土のサラリーマンの生産性がちょっと上がるだけで、
GDPの数字がグングン上がる要因にさえなるであろう。

マラソンだってそうである。
私のような朝ランナーはこの時期、地獄を2回見る。
まずは前述の通り、ベットから出る時の地獄である。
さらに訪れるのは、家から出る時の地獄である。
それなのになぜマラソン大会はこぞって冬に開催されるのだろう。
寒さを乗り越え練習の辛さを乗り越えるマラソンランナーというものは、
私を含めキチガイなのである。

同じ運動であれば、
朝ランなどせずにぬくぬくベッドの中で
美女とセクササイズすれば良いのである。

今すぐ暖かい布団と美女を見つけ出すことに全リソースを割くべきなのであるが、
それではこの師走スケジュールをこなすことができないのである。
セクササイズによってもしかするとマラソンのタイムは上がるとして、
セクササイズにより社会的付加価値をブチまけるアイデアについては、
まだ考えが及ばない。

今年の師走の2倍の価値をセクササイズにより創出する方法を、
来年の師走に向け考えておく必要がありそうである。


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