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ピーチなフィロソフィ

世間では沢尻のニュースが話題であるが、ワイは断然桃尻の方が好きなのである。
Hey Siriと呼びかけ、桃尻出してと指示をし、
Siriの恥ずかしがる姿を見たい今日この頃なのである。

私は企業のフィロソフィという物が好きだ。
別名経営理念とも言う。

フィロソフィーとはつまり経営者の生き様であり、
会社の生き様でもある。
シンプルで力強いものは多くのステークスホルダーの心を動かす。

最近知ったフィロソフィでお気に入りなもの。
「ヒト・モノ・コトの交流を深めるアジアのかけ橋となり、
人間愛を育むエアラインとなる」

これは沢尻でも桃尻でもHey Siriでもなく、
Peach Aviationつまりピーチ航空のフィロソフィである。
たまに見かけるピンク色の機体は、只者では無い雰囲気を醸し出す。

ピーチと聞くと金髪美女のふくよかな桃尻を思い出すが、
この会社は大阪で創業した日本の会社である。
日本では成功しないと言われたLCCに参入し、
なんと3年で黒字化を果たした。

なぜこのフィロソフィが好きになったかと言うと、
理由は2つある。

まず1つ目に、なぜ安くするかと言う理由を端的に説明しているからだ。
「ヒト・モノ・コトの交流を深めるアジアのかけ橋となる」
交流を深めると言うことはつまり移動が伴うと言うことである。
移動することに対する障壁の1つは、移動にかかる交通手段の費用だ。
この目的を達成するためには、運賃を安くする必要がある。
非常にシンプルで力強いフレーズだと思っている。

もう一つの理由。
「エアライン」「アジア」と言う言葉により、
事業領域とマーケットをシンプルに提示している。
つまりピーチのリソースは、
アジアという市場のエアラインを充実させるために使われると言うことだ。
繰り返しになるが、この手段でアジアの架け橋になるのがピーチなのである。

愛を育むなんて素敵じゃないか。
英語でメイクラブである。
つまり日本のミスターセンクスと韓国アイドルのメイクラブも
ピーチさんのおかげで実現しやすいということである。

フィロソフィーというものは大抵の場合、漠然としている。
皆さんの所属する会社のフィロソフィーを思い出してほしい。
その抽象的な表現を見れば、
それを理解し行動に移すレベルまでブレイクダウンできる人は少ないだろう。

桃尻航空じゃなくてピーチ航空はこう言ったフィロソフィーを掲げ、
航空業界ではあり得なかったサービスを展開し、
1円単位でコストダウンを図ることで成長した企業である。

ワイも戦略化として、企業をコンサッルティングする時には、
シンプルで力強いフィロソフィーをご提案差し上げたいと思うのである。

そのために必要な本質を見抜く力・そしてそれを表現する力は、
広告業界でギンギンに昼立ちしている。

マンを辞してその時がきたのかもしれない。

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