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ちゃんと無駄な動きしてますか?

このタイトルを見て何のこっちゃと思われるかもしれませんが今回のテーマは「肩こり」です。

肩こりでしんどい方どれくらいいらっしゃいますか?
肩をいくら揉んでも、ほぐしてもらいに行ってもその時はよくても直ぐに悪くなる。

そんな方って意外と多いんじゃないでしょうか?

でもそれって当たり前のことで肩が凝っているからといって、ガチガチの肩を一生懸命揉んだとこで改善はほぼしないでしょう。

何故ならそれは
あなたの肩こりの原因を解決していないから

簡単に言うと、あなたの肩こりが
「どこからきているか?」
っていうのがポイントなんです。

実は指や腕、胸やお腹や背中、頭や目の固まり、足裏その他様々な体の箇所の小さな異変から肩こりになっているパターンが多いのです。

単純な筋肉の衰えによって腕や体の重みが肩の負担になって起こる肩こりであれば僧帽筋をトレーニングする方法で改善したりしますが、上記のパターンだとちゃんとしたポイントからアプローチしないと肩の張りは弛まないでしょう。

ちなみに僕が日々お客様にやらせて頂いているのは、その個人個人がしんどい箇所を改善するためにその原因はどこからきているかを探して弛めていく、張りを剥がしていくことだけです。

今回は肩こりについて話していますが、もちろんこの考えは腰や膝、首や背中の痛みだったり他の箇所にも応用出来ます。
また、可動域が広くなったり、引き締め効果もあるのでスポーツする方やスタイルを良くしたい方にも重要なものなのでそういった目的の方たちにもご利用頂いております。

では、個人ケアレベルでは肩や首のこりをどうやって改善していくのか?

それにはまず、普段の自分自身の体の動きを思い出して頂き、その中で1番よくする同じ動きよく使う部位を特定することから始めます。

例えば、美容師さんなら髪を切ったりシャンプーしたりするので手から腕の付け根は怪しいポイントですよね。
さらにハサミを使うので前腕や指も一定の動きをしますね。
そういう方は、手のひらや指を弛めるだけで肩を触ってないのに肩の張りをなくすことが出来たという事例もあります。

他にもデスクワークや座って仕事をする方は、猫背になって肩も内側に入っている姿勢で固まっていたりするので動かしている手はもちろん、脇下や常に引っ張られている背中中央をアプローチして緩めると改善したりします。

お家に帰宅しても毎回同じスタイルで座っていたりしませんか?
トレーニングしている方も一定の型にハマっていませんか?

つまり、ここで言いたいのは
肩こっているから肩を揉むという認識を捨てましょう
ということ

その肩の痛みがどこから引っ張られているかっていうことが大事

よくSNSでここを◯分間押したり、揉んだり、動かすだけで〇〇が治りますという動画や紹介でそれを実際にやって効果があったという人は、上手く原因のポイントに合致したということ
効果がなかった人はポイントがそこではないのでしょう

是非、あ、私はここかも?って言うところがあれば、先ずはそこを指でぐっと押す、そして押した箇所が他と違う痛みや違和感が少しでもあればその周辺箇所の皮膚を今度は押すのではなく指で上下左右に細かく揺らしながら伸ばしてみましょう。


では「いやどこがポイントか分からん」という方はどうすればよいのでしょうか?

それはズバリ普段しない動き、つまり無駄な動きをしましょう。

大人になればなるほど一定の動きしかしなくなりその結果、使われる筋肉も同じ箇所ばかりになってしまいます。

童心時代に戻ったつもりで普段したことない全身を使った無駄な動きをやってみましょう。

そうすることで全体が解れて改善に繋がる可能性は高くなります。

あ、あと恥ずかしいので誰にも見られないとこで水分をしっかり摂ってやりましょう(笑)

文章でざっと説明したのと1番簡単なケアしか伝えていないので分かりにくい点が多々あるかもしれませんがあなたの身体の不調改善の手助けになれば幸いです。

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