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自転車にのって

awwwtというサイトは、忘れものや落としものを登録すると、見つけてくれた方から連絡が届く(預け先)が届くというシンプルな仕組みだ。なかでも自転車の盗難をなくしたいと思っている。
連絡してくれる方は、良い方のはず。その方々へ伝わる様に書こうとすることで、何か怪しげな感じになってしまっているかもしれない。別にいい事を書きたい訳ではない。awwwtを利用してみてもいいかなと思えることを日々感じていることを日誌に書いている。

最近、中学の息子が体調を崩して高熱を出した。高熱を出すと夢遊病と言われている症状と同じような感じで、よくわからない行動をとることがある。
こないだなんかは、何かに追われている様で玄関の鍵を開け、僕のバイクに跨って「逃げないと」という。「大丈夫だよ。降りて。こっちにおいで」といったら、降りながら、「逃げないと。早く逃げないと」そんな息子をハグして、ただ「大丈夫。大丈夫」といっていたら徐々に落ち着き、家の中に入って水を飲ませて寝かしつけた。

息子をうまく寝かしつけられたのは理由がある。息子はまだ良い方で、僕はもっと酷かったからだ。
僕は、家から飛び出して、走り出し、何かから逃げて、決まった場所へいく。決まった場所へ行くけれど、何があるか判らないので、父は、先回りはできない。僕は足が早かったので、父は追いつけず、決まった場所にいる僕を連れて帰る。
ほかにも、ベランダへ飛び出し、「月が落ちてくる」と叫んだこともある。月はとても大きく、ドラゴンボールで大猿になる時に悟空が見る、あの絵の様な感じ。
僕は病院へ連れて行かれ、医者に「覚えてはいよね?」と言われた。これは、覚えていたらヤバいやつだと、学生時代は誰にも言えずにいた。

覚えていた。今でもはっきりと覚えている。

経験があるとうまく対応できるので、あの時の事は、あれはあれでと思えるけれど、遺伝だとしたらごめんよ。

この覚えていたらヤバイやつは、大人になると薄れてきた。

きっかけの1つは、ユタである。
僕は、見えないものをあまり信じていない。いや、ちょっと違う。見えないものが見えている人の話を信じようとしない。どちらかというとそういう話は聞きたくない方だ。でも、僕の交通事故をきっかけに、母がユタに話を聞きにいって少し変わった。

ユタによると、母の家系はユタの血筋だったが、ユタにならなかったので、子どもたちに神がかりが起こるっていると。
家族の中でも、僕が一番霊感があるそうで、「あなたの長男、チャクラが半開きですよ」と言ってたと。

「チャクラが半開き」

チャックが半開きみたいに、チャクラが半開きって。ストーンズのLPジャケットか。どうせなら、がん開きが良かった。天津飯みたいに。

そんなことがあってから、僕はチャクラが半開きの話を交えながら、過去のヤバい話ができる様になり、見えないものが見えている人の話も聞ける様になった。


話はかわって、過去のサービスの中で、「しるし書店」という面白いものがあった。僕は古着が好きなので、もし、このTシャツをスパイク・リーが着ていたらなど勝手な想像をして楽しんでいたので、古着ではないけれど、好きなミュージシャンが読んだ本なんかだといいなと思っていた。残念だけど、そのサービスが終了してしまった。
しるし書店は、サービスの内容からFacebookのみのログイン方法をとっていたと思うのだけど、ユーザーは本人が確定されるアカウントでのログインは、躊躇するんだろうか。awwwtは、LINEのみにしている。匿名がいると成り立たないからしょうがない。ゆっくりやるよ。

awwwtは、少し違うけれど、ユーザー名を公開することもできるので、中古で買った本の間に挟まれたしおりに、大好きな著者やアーティストのユーザー名が書かれていたらハッピーだ。


さてと。自転車にのってどこかへ行こうか。本とコーヒーを持って。

Riding on a bicycle. I want to walk there a little.


【お知らせ】新商品できました!


awwwtは、当サイトに投稿された失くしものをみつけて、預け先を持ち主へ連絡することができるサービスです。 大切なものを失くすまえに、“awwwtのユーザー名を書く” ことで、届けてもらえるかも。自転車などの盗難にもお役に立てるサービスを目指してます。よろしくお願いします。

文:nobu


26th Feb 2024 Diary

心に響くことを書けるのはプロだよ。これは、日誌だよ。ゆっくりと。

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