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ゼロイチを生み出す面白み。大企業からスタートアップへ転身したからこそ感じるやりがいとは

台湾発AIベンチャーとして「ECをもっと探しやすく」をテーマとしたAIサジェストプラットフォームを提供しているawoo株式会社(以下、awoo)。
今回は、カスタマーサクセスチームにてハッシュタグの品質向上をリードしている中嶋さんに、現在のチャレンジや仕事のやりがいについて話を聞きました。

中嶋 水季(ナカシマ ミズキ)
大学卒業後、日系大手アパレル企業にてキャリアをスタート。その後単身で台湾に渡り、中国語を習得しながら現地企業の就職を目指し、2021年4月awooへ参画。現在は、カスタマーサクセスチームにて、日本市場におけるハッシュタグの品質向上・管理を担当し、より質の高いサービス提供を目指し業務を推進している。台湾在住。

東京から台湾へ。ワクワク感を大切に新たなチャレンジを続ける理由

──はじめに、これまでのご経歴を教えてください。

東京の大学を卒業後、新卒で日系大手アパレル企業に入社しました。もともと学生時代に1年間オーストラリア・イギリスへの留学、3ヶ月間台湾への留学を経験していたため、語学力やグローバル経験を活かしたいという思いから入社を決めた会社でした。
しかし、大企業だったこともあり海外に関われる道のりは想像よりも長く、入社して2年経った頃、自分で英語圏や中国語圏でのチャレンジを探し直しました。そして、ビザ取得の観点や過去に訪れた台湾が好きだったことから、台湾への移住を決めました。

──台湾へ移住後、どのような経緯でawooへ入社されたのですか?

移住後すぐに現地企業で働きたいという思いはありましたが、当時の中国語力はまだまだ初級レベルで、まずは語学力の向上が必要でした。そのため最初は、語学学校に通いながら、並行して日本語の先生のアルバイトをしていました。ちょうど1年が経ったころに、民間企業での就職を探しはじめ、台湾最大手の求人サイトでawooの募集を知り応募したという経緯です。

──グローバルでチャレンジされていて、とてもエネルギッシュですね。海外でキャリアを積んでいきたいと思うようになったきっかけがあったのですか?

そうですね。もともとは静岡県出身で大学で東京へ上京し、“東京って広いなぁ” と感じていた、いわゆる普通の学生でした。
しかし、学生時代に秋葉原の小売店でアルバイトをしていて、そこで受けた刺激が今の私のキャリア選択に大きな影響を与えていると感じています。アルバイト先には、毎日多くの外国人観光客が買い物に来たり、職場の友人もグローバルな思考を持っていたり、語学に堪能な人がいたり。そのような環境の中で自然と影響を受けて、私自身も語学や海外に強く興味を持つようになりました。

しかし実際に初めてイギリスへ留学したときには大きくカルチャーショックを受け、楽しかったよりもしんどかった記憶の方が強いです(笑)
新しい環境でのチャレンジは、最初は上手くいかないことばかりですが、それ以上に新たな世界を見たいという好奇心や、成長したいという向上心が勝つのだと思います。そのため、台湾への移住も、もちろん日本の生活やキャリアを手放すことへの不安は少しはありましたが、それ以上に新たな環境での学びや出会いにワクワクし、決心することができました。

awooの仕事の面白みは「ゼロからイチを生み出し、事業成長に関われている実感を得られること」

──awooへの入社の決め手となったのは、どのような点でしたか?

台湾最大手の求人サイトで私が応募したのは、awoo AIのプロダクトにおける日本語のデータ処理を担当するポジションでした。awooは台湾発の会社ですが、2018年から日本でのビジネスも展開していたので、日本語・中国語力を活かし働けそうと思ったのが理由の一つです。また、プロダクトの将来性や、AIという最新のテック技術に関わることで学べることが多くあると感じた点も決め手となりました。

そして何より“ワクワクした”というのが一番の決め手です。
私は仕事や新たなチャレンジをするときに『ワクワクできるか』ということをとても大切にしています。「私自身がサービスやその環境に面白みを感じられるか」、そして「会社のサービスを他の人に自信を持っておすすめできるか」という点ですね。さらにそれを使ってくださるユーザーにもワクワク感を届けたい、と思っています。awooは企業情報や面接の中で、このようなワクワク感を得られたので入社を決めました。

──現在担当している業務を教えてください。

入社直後はAIチームに所属し、awoo AIに日本語データを学習するためのデータ作成・管理を担当していました。その後カスタマーサクセスチームに異動し、現在はハッシュタグの品質管理や精度向上に関わる業務を担当しています。サービス契約いただいたお客様のハッシュタグのルールやタイムラインの管理、修正や追加などの品質管理を行っています。
また、これら業務は台湾チームがメインで担当しているため、台湾チームと日本チームの橋渡しとなって、日本視点での表現や品質などを定義しながら、日々ハッシュタグの品質向上に努めています。

──現在の仕事の面白みや、やりがいを教えてください。

私が感じている仕事の面白みは三つあります。
まずは「自分のアイディアが会社やプロダクトに反映されていると実感できること」。これはスタートアップ企業ならではの面白みだと思います。特に、自分の意見がプロダクトの重要な部分に関われていると感じられるときは、とても嬉しいですね。

二つ目は「awooのサービスが社会で活用されているのを、自分の目で見れること」。awooはBtoB向けのマーケティングソリューションを提供していますが、サービスの核となるハッシュタグはECサイト上に表示されるという特徴があります。そのため、サービスを導入いただいたあとに、ECサイト上で目にすることができ、自社サービスが利用され、ユーザーに価値提供できていることを直接見れる点は、仕事のやりがいに繋がっています。

三つ目は「ゼロからイチを生み出していく面白み」です。大企業で働いていたときは、感覚的には “自分の頑張りで、10,000を10,001にできたかもしれない”という感じで、全体で見ると微々たる貢献であることにもどかしさを感じていました。その一方で、awooはまさにゼロからイチを創っていくフェーズなので、そこに携われる面白さがあります。
例えば、現在担当しているハッシュタグ領域においても、初期の頃は「ハッシュタグの品質を向上させる」というざっくりとしたミッションが決まっていたのみで、具体的なプロセスや戦略は明確に決まっていませんでした。そのため、目標に向かってどう進んでいくか、アイディア出しからオペレーション構築に至るまでスクラッチで考え、上司やチームから意見を貰いながら方向性を決定していきました。
まだまだ改善や成長できる部分は多くありますが、このように自分の手で創っていけることはワクワクしますし、何より楽しく働けています。

さらなる海外展開を見据えて、基盤となる形を創っていきたい。

──現在のチャレンジと、awooで描く今後のビジョンについて教えてください。

今は日々、目の前の仕事を全力で行い、より良いものを作りあげていくために何ができるかということを考えながら仕事をしています。まさにハッシュタグの品質向上やそれに伴うオペレーションの最適化などが目の前のミッションです。
また、今後awooは、台湾・日本のみならず東南アジアなどにも海外展開していくビジョンがあるため、今私たちが改善を重ねながら作っているものが、将来的にグローバルで利用される基盤となると嬉しいと思っています。

──最後に、awooに興味をお持ちの方へメッセージをお願いします。

私は、awooはまさにワクワク感を持って働ける環境だと感じています。「私自身がサービスや環境に面白みを感じられ、そして自社サービスを心の底からおすすめできる。」そして、その先でサービスを使ってくださるユーザーの皆さまにもワクワク感を届けることができると嬉しいと思っています。
このようなプロダクトに誇りを持てたり、やりがいを感じられる環境はそう多くはないと思っていますので、何か響くものがある方には、是非ご応募いただき一緒に事業拡大を盛り上げていけたら嬉しいです。