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鳴門海峡から淡路島、そして大阪へ

Naruto Strait in Tokushima pref to Awaji shima island, then Osaka

香川県を横断して徳島に入り、鳴門海峡を通過します。

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渦潮かぁ~、と思いつつ、「渦の道」という海上展望台へ。

渦潮は潮の流れが強くないと発生しないので、干潮か満潮の前後でないと見れないそうです。
知らずに行ったら、渦巻いてない!なんてこともありそうですね。

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無料のお茶園展望台からも渦潮と大鳴門橋、その先の淡路島まで見渡せます。
『ブウゥウゥウウゥウ』という音が聞こえて上を見たら、ドローンが飛んでいました。確かに、いい景色が撮れそうですね。

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鳴門の渦潮を見たら、淡路島へGO!

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安藤建築をこれでもか!と体感できる「淡路夢舞台」に到着。

ここはオフィスビルやコンサートホールといった建築がすべて安藤忠雄設計で、どこを見てもジャキーン!バシュッ!ドーン!といった、安藤建築らしい空間が広がっています。

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とは言え、子どもには建築とか関係ないので、隣接された明石海峡公園のこどもの森でガス抜きタイム。

大きなアスレチックで登ったり下ったり滑ったりと、幼児にとっては探検とアクティビティが一緒になったような壮大な遊具!
明石海峡公園の入場料450円がかかりますが、幼児は無料なので全然元取れできました。

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もっと遊びたい!と、名残惜しそうにする息子を引っ張って、淡路夢舞台の見どころである「百段苑」へ。

敷地はほぼ階段になっていて、枡形の花壇にはフレームごとに違う植物が植えてあるので、『手入れ大変そう~』と思ってしまいました。
最上段から見た景色は圧巻なんですが…
訪れる人にも管理する人にも、求めるコトが多い安藤建築らしい作品でした。

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どこを見てもバーン!ジャキーン!!安藤建築は圧迫感と迫力があります。

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それから大阪に渡ってホテルにチェックイン。

新しいシティホテルだからか、フロントにはチェックイン機があって、ほぼ非接触で入退館できる仕組み。

大勢が集まって食事して、マスクなしで大浴場に入っておしゃべりを楽しむ旅館スタイルでなければ、こうした新しいホテルは感染対策もしっかりしているし、そこまで感染リスクはないのでは?と思いました。

でも、ハイリスクな年代こそ前述のような旧型の旅行が好きだし、ある程度の人数で集まったツアーが安心で楽しいという価値観が根強いんですよね。

実際、旅先でも大型バスで乗り付けて団体行動しているシニア世代をたくさん見かけたし、外に出たら速攻マスクを外して喫煙所へ直行している人もいました。
旧型の旅行は複数人でマスクを外すチャンスが多いし、開放感で気が緩んでいたり、バスツアーだとお酒を飲めるタイミングも多いのでリスクになりやすいと思います。

Go Toで推奨されていた新しい様式の旅行が理解できず、ただ単に補助が出て安く旅行できる程度の認識だったのだと痛感しました。

今回は出発前の2週間は完全在宅ワークで、家族以外と食事やお出かけをしないで、日々の生活で感染対策に気をつけて過ごしました。
旅行中も観光地は屋外の場所を選んで、滞在先は家族だけで過ごせるホテルか一棟まるごとタイプの民泊にしました。
自分たちで考えた結果、今できる新しい様式の旅行とはこうゆうこうとだと思ったからです。

旅行が好きなのでGo Toを悪者にはしたくないのですが、新しい生活様式を理解した上での旅行ができなければ、安心安全に旅行が楽しめる日は、まだまだ先になってしまいます。

旅行業界にお金を落としたい社会の思惑はわかりますが、本当に旅行業界を発展させていきたいなら、新しい旅行のあり方とやり方を真剣に考えて実行してほしいなと思います。

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